【中学理科】胚と発生の違いを1分で解説!

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中学理科ででてくる「胚」と「発生」。

胚と発生が違う概念であることはわかるけど、はっきりと違いを言うことができない。

この記事はそんな方に向けて書いています。

この記事の内容

・胚と発生の違い

・胚と発生を身近な例で理解する

・3Dプリンタで触れる胚を作ってみた

・復習問題をやってみよう

 

※1分で読めますので、この機会に違いをさくっと押さえてしまいましょう。身近な例もつけていますので、記憶に残りやすいと思います。



胚と発生の違い

ずばり次のとおりです。

発生:受精卵が細胞分裂を繰り返して成長する過程(プロセス)のこと

胚 分裂した受精卵のこと。つまり、受精卵が細胞分裂を始めてから、自分で食べ物をとることのできる個体となるまでのそれぞれの状態のこと

 

発生は「過程(プロセス)」である

発生とは、受精卵が細胞分裂を始めて、自分で食べ物をとることのできる個体に成長する過程のことです。

つまり、発生は、受精卵が変化していく流れに着目したものです。

受精卵が段階的に変化していく様子をひとことで「発生」といいます。

 

胚とは「状態」である

 

胚とは、分裂した受精卵のことです。

胚は、受精卵が細胞分裂を始めてから大人になるまでの、それぞれの分裂状態にある受精卵を指します。

2細胞➡4細胞➡8細胞➡16細胞➡桑実胚と変化していきますが、これらはすべて「胚」です。

 

胚と発生を身近な例で理解する

しかし、胚と発生という言葉が、それぞれの概念をわかりにくくしている気がしませんか?私はします。身近でわかりやすいものを考えてみました。

パン作りがイメージしやすいと思います!

 

発生の関係は、パン作りでの生地発酵の関係に似ています。

念のために書いておくと、パン作りでは材料を混ぜて生地をつくった後、生地をねかせる発酵というプロセスがあります。

パン作りの流れ

材料を混ぜる

👇

生地をつくる

👇

発酵させる

 

発酵すると、パン生地が膨らみます。

 

写真の通り、発酵するにつれて、生地はふくらんでいきますよね。

大きさは変わりますが、生地は生地です。

これが胚の概念です。

生地=

 

発酵で大きさは変わっても、生地は記事。

受精卵は分裂して、状態は変わっても「分裂した受精卵」=「胚」ということです。

 

一方で、生地がふくらんでいく発酵は、段階的な変化を示しています。つまり、

発酵=発生

 

となります。

 

【まとめ】発生と胚の違い

発生:受精卵が細胞分裂を繰り返して成長する過程(プロセス)のこと

分裂した受精卵のこと。

 

 

3Dプリンタで触れる胚を作ってみた

3Dプリンタで胚を作ってみました。

こちらは、8細胞期の胚と、桑実胚です。

底面のラフトとよばれる土台ははずすことができますが、置いたとき安定するようにあえてつけたままにしています。

 

2細胞、4細胞、16細胞など、それぞれの胚をつくって並び替えると、胚と発生の概念がわかりやすくなりますよ。

 

復習問題をやってみよう

①受精卵が細胞分裂を繰り返してできたA~Dなどをまとめて何といいますか?

 

②受精卵が細胞分裂を繰り返して、その生物に特有のからだができていく過程を何といいますか?

 

 

【答え】

①胚

②発生

 

ちなみに、上の青色の胚は、3Dソフトで作った3Dモデルです。慣れれば、小学生・中学生でも使えますよ。

ご興味ある方はこちらからどうぞ👇

 

 

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