【訪問記】ポートランド最大級の書店『パウエルズ書店』アクセスから店内で本を探す方法をご紹介
こんにちは、あゆみです。
オレゴン州ポートランドにあるパウウェルズ書店に行ってきました。
パウエルズ書店は米国最大級の書店です。新書だけでなく古本も売っています。店内にはカフェ、トイレもあり、本好きが1日じっくりと過ごせる場所です。
今回の目的は子ども向け3Dプリンタの本を見ることでした。
記事では、アクセスから店内で効率よく本を探す方法などをご紹介しています。初めて行かれる方に参考になると思います。
では、早速みていきましょう。
パウエルズ書店へのアクセス【空港から行く場合】
Portland Airport駅からMAX(Red Line)に乗り、Galleria SW10th駅で下車。駅から書店までは徒歩5分ほどです(下図の赤矢印参照)。
Galleria SW10th駅へは、ポートランド空港から約20分です。
MAXとは日本の都電に相当します。こんな風に街の中を走っています。
パウエルズ書店の中へ
外観から受ける予想通り、書店の中もいい感じで老朽化しており、味があります。
パウエルズ書店は写真のように各コーナーに「ROOM」で終わる名前がついています。
トイレもありますので安心して1日過ごせます。時間が許せば1日じっくり見て回りたい本屋さんです。
こちらはPEARL ROOM。
今回は時間がなくて確認できませんでしたが、カフェも中にあります。本好きには必須の場所ですね。
お目当ての3Dプリンタの本は、「PEARL ROOM」と「ROSE ROOM」にありました。
初めて行く方は、次にご紹介する方法を押さえておくと、効率よく本を探せます。
パウエルズ書店で本を効率よく探す方法
2つあります。
・スタッフに調べてもらう
・PCを使う
時間が限られていて、効率よく本を見たい方はPC検索がおすすめです。
下記の方法で探せば、時間を無駄にすることなく、望みの本があるコーナーにたどりつけるはず。
1つずつご紹介しますね。
スタッフに調べてもらう
各フロアにスタッフのいるデスクがありますので、そこで聞けばOKです。
私はPCの結果表示の見方が最初わからなかったので、スタッフの方に聞きました。
「3Dプリンタ関連の本、特に子供向けの本を探している」と伝えたところ、行くべきROOMと棚番号を教えてくれました。
PCを使う
繰り返しですが、PCで探した方が早いです。
理由は、棚番号だけでなく、棚のどの段にあるかまで、本の表紙写真つきで調べられるからです。
👇検索結果画面。見方は次に説明します。
結果画面は、メモするよりもスマホで写真を撮るのがオススメ。時間を節約できます。
PCで調べる場合の結果の見方
PCの検索窓でキーワードを入力すると、下記のような結果が表示されます。
グレー部分は下記のとおり。
見方は次のとおりです。
PEARL ROOM➡ROOMを指す
Aisle908➡棚番号を指す
Computer+Hobby+Electronics➡棚908のどの段にあるかを指す
ひとつ補足があります。
「Computer+Hobby+Electronics」は実際はHobby Electronicsという段にあります。
棚の区域を示す名前は、検索結果と実際の名前とで少し違います。
初めて行かれる方はこの点だけ押さえておけば、PCで効率よく本を探すことができます。
パウエルズ書店の3Dプリンタ書籍コーナー
今回、3Dプリンタの本を2冊買いました。
1冊目は、大人向けコーナーにあったもの(写真右)。
大人向けの3Dプリンタ書籍があるのはPEARL ROOMの棚908でした。
大人向け3Dプリンタ本の陳列コーナー。ロボット、プログラミング関連の本と一緒に並んでいます。
3Dプリンタの導入本。
日本にある導入本よりはボリュームがあり、網羅されている感じ。
医療に特化した3D printing and Medicineを購入しました。
中身は子どもでも読みやすいボリュームになっています。
3Dプリンタの医療への応用については、主に論文で基本情報を学びましたが、体系的に理解するために購入しました。概要を知りたい場合に良さそうです。
もう1冊は、子ども向けコーナーにあったものです。
棚の区域表記は、実際は「Activities General」でした。
ROSE ROOMは書店1階と2階の間にある、奥の部屋です。
子供向けの本が置いてあるほか、子ども用のテーブルがあり、座って読むこともできます。
テーブルのあるコーナーは就学前の子供を対象にしている感じです。
写真にはおさまりきりませんでしたが、ROSE ROOMはもっと広く、写真手前には小学生以上の子供を対象としたコーナーがずらりとあります。
このコーナーの一角、棚636、637にも子ども向け3Dプリンタの本があるはずでしたが、見つけられませんでした。
よくできていると感心した子供向け生物の教科書
同じ通路で目を引いたのが生物の参考書です。
人体の仕組みを学べる本が多く陳列されていたので気づきました。
アメリカの教科書は実によくできていると感心しましたので、いくつかご紹介します。
たとえば、ページを開くたびに血液、筋肉、臓器をわけて学べる本。
学びたい部分をめくって学ぶ教科書も。
折り紙を切り貼りして再現できそうな教科書もありました。平面なのに、やや立体感があるせいか、わかりやすいですよね。
各パーツを用意して、子供に組み立ててもらったり、切り貼りして教材を作ってもらうこともできますね。
ページをめくると、立体模型が変化する教科書。買おうかかなり迷いました。荷物の関係で断念。現地にいたら即買いです。
特設コーナーには人体モデルもありました。「Squishy Human Body」。ぐにゃぐにゃした人体モデルということで、柔らかく、本物に近い触感も再現しているのでしょうね。
これも子ども向けのROSE ROOMにありました。
キッズ向けプログラミング教材のコーナー
子供向けプログラミング教材のコーナーは、自然と見つかりました。書店の陳列からも注目度がわかりますね。
今回、書店にいた時間は合計90分。子連れだと1日じっくり見ることはできませんね。わずか90分ですが、アメリカ現地書店の雰囲気を見てこられて満足です。
子供向けの生物の教科書については、日本のものはまだノーチェックですので比較はできませんが、アメリカの教科書は、図が魅力的でわかりやすいのが印象的でした。
アメリカの教科書にあったモデルには、3Dプリンタで再現できそうなものもあり、良いヒントになりました。
おまけ:周囲にレストランは多い?
本の世界にどっぷりつかった後は、腹ごしらえ。
パウエルズ書店は中心街にあるため、徒歩圏内にいろいろなレストランがあります。
GoogleMAPを開けば効率よくレストランを探せる時代。歩きながら休憩するレストランを見つけられました。
今回はポートランドにあるパウエルズ書店をご紹介しました。
本好きにはたまらない場所です。いかれる際はぜひ楽しんできてください!