【親子で3Dプリント企画のご報告】小学生Tちゃんが作ったクッキー型
嬉しいお便りをいただきました。
以前、小学生のお子さん向けに、こんな企画をやりました。
この企画に、小学校低学年の女の子をお持ちのお母さんが参加してくださいました。
フリーランスで英語の特許翻訳をされているかぼちゃさんです。
かぼちゃさんのブログはこちらからどうぞ
女の子Tちゃんが作ったのはこちら👇 ご自分のイニシャルを入れたクッキー型です。
難しいところはお母さんが手伝われましたが、小学生でもTinkercad(無料の3Dソフト)を使って、難なく作れたとのことでした。
Tちゃんもお母さんも、Tinkercadを使うのは初めてでした。
2時間半ほどでプリント完了。
実際に3Dプリントしたものです👇
クッキー型をプリントした後に感心したのが、いろいろな工夫がされていることでした。
押しやすいように横長の板がつけてあったり、円形部分に板がつけてあったり。
また、イニシャルの「T」の高さと全体の型の高さが同じになっていません。Tの高さ<型全体の高さとなっているため、生地を押したときに、表面にいい感じに「T」が刻印されるようになっています。
私だったら、印刷してから気づくだろうところに、印刷前に工夫が施されていて感心しました。
しかも、企画に参加いただいたTちゃんとお母さんは、3Dモデリングは初めてです。
出力品を送ったところ、さっそくクッキーを焼かれたようでした!
無事使えて何よりです。
Tちゃんからいただいたメッセージです。
自分があったならと思う物が3Dプリンターでできちゃうのはとてもすごいと思います。
とどいたのを見たら、パソコンからとびでてきたみたいでした。
わたしがほしかった物ができてうれしいです。
私の子供はまだ小さく、自分でモデリングできないため、子供がどんなものをモデリングするか見たくて思いついた企画でした。
Tちゃん、お母さん、ご応募いただき本当にありがとうございました。
今回、Tちゃんからこんな質問をいただきました。
正円でデータを作成したのに、
なめらかな曲線にならないのはなぜですか?
これ、私も疑問でした。
3Dプリントした後、「あれ?」と気づきました。ひらがななど曲線のあるものは、問題なくプリントできているのに、なぜだろう。
理由がわかりましたら、記事に追記しますね。