【小学国語】助詞・文の組み立てを遊んで学べる立体パズル【幼児から】
こんにちは、あゆみです。
4歳の子の子育てをしながら、在宅フリーランスで翻訳の仕事をしつつ、ブログを更新しています。
私の子供はまだ4歳ですので、勉強に関する悩みは多くありません。
小学生のお子さんをお持ちの場合、次の悩みを抱えるお母さんは多いと思います。
図鑑は見てくれるけど、自分から本を開こうとしない。
カードゲームなら楽しく遊ぶけど、机に向かって国語のプリントをやるのをとにかく嫌がる。
ひらがなプリントで書く練習をしてくれない。助詞もなかなか理解できないし、覚える気もなさそう。
小学校前だけど、先取りして勉強してほしいのに、子供がプリントを家でやってくれない。
上記のように、子供が勉強したがらないというのは、親にとって悩みの種です。
今回は、プリントを使わず、机に向かわなくてもできて、子供が遊び感覚で楽しめる、助詞を覚える方法をご紹介します。
●プリント勉強が嫌い
●机に向かわない
●ゲーム好き
こんなお子さんにおすすめです。
目次
【小学国語】助詞・文の組み立てを遊んで学べる立体パズル【幼児から】
私が作った立体パズルを使います👇
名詞、主語、助詞、動詞の形を変えて、幼児でも区別しやすくしてあります。
どうやって作ったかは後ほどでお話するとして、まず使い方を見てみましょう。
文の組み立て立体パズルの使い方
たとえば次のように並べて、子供に適切な助詞を選んでもらい、文を完成させてもらいます。
✔助詞を選ぶ
おかあさん ( ) かいしゃ ( ) いく
助詞を置くとこのようになります。
✔動詞を選ぶ
おかあさん が ほん を ( )
2つある動詞から選んでもらいます。
これも同様です。
おかあさん が やおや へ ( )
✔目的語と助詞を選ぶ(ちょっと応用編)
おかあさん が ( )( ) いく
「やおや」「かいしゃ」と複数の正解があるパターンです。
✔文を作ってもらう(応用編)
すべてのパーツを自由に組み合わせて、文を作ってもらうこともできます。
✔助詞・動詞・主語・目的語を理解しているかのチェック
どれが助詞で、どれが主語になるか、子供が理解しているかどうかを、ゲーム感覚で客観的に判断するために、グループ分けしてもらうのもよさそうです。
「ママと一緒に分けてみようか」と声をかければ、パズルを一緒に手に取るかもしれません。
文の組み立て立体パズル・開発のきっかけ
この立体パズルは、3Dプリンタでつくりました。
👇我が家にある3Dプリンタです。故障したもの含め、ほかにも数台あります。
この立体パズルを思いついたのは、子供が今年から通っている、出口式みらい学習教室の授業プリントがきっかけです。
👇出口式みらい学習教室については、こちらの記事で紹介しています。
授業で、子供が論理を身に着けられるように工夫されたプリントを使用したときに、3Dプリンタでも同じことができると思いました。
※プリントを公開してよいかわからないため実際の教材は伏せておきます。
紙のカードで作ってもいいですが、
立体パズルだと子供が触っていじることができるので、子供の興味をより引きやすいと思います。
子供の反応
3Dプリンタで母親がまた何か作ったことを察知した息子。
早速取り組んでくれました。
主語や目的語、動詞を置いて、助詞を選んでもらいます。
最初は「に」を選びましたが、少し考えて「へ」を選びました。
今回は、文をある程度完成させて空白箇所を埋めてもらいましたが、パズルを自分で組み合わせて文を作ってもらうこともできますね。
文の組み立て立体パズルの作り方
3Dデータを作って、3Dプリンタにデータを送信すれば作れます。
肝心の3Dデータは、無料のTinkercadというCADツールを使います。
慣れると(2時間くらい操作すれば慣れます)、このようなモデリングは15分くらいでできます。
Tinkercadを使った3Dデータの作り方はこちらの記事に書いてあります。
3Dプリンタの始め方や初期コストを知りたい場合は、こちらの2つの記事にすべて書いてあります。
無料で子供が3Dプリンタを体験できるスクールもありますので、興味がわいたら利用してみるといいです。
>>>【無料あり】子供が3Dプリンタを体験できる施設・教室6選【2019年版】
最後に、この立体パズルを使ってみたくなった方がいましたら、お気軽にご連絡ください。
メリカリで販売しようかなとも思っています。事前にご連絡いただければ、お子さんの年齢に合わせたものもご用意できる可能性があります。
すべてに応えられないと思いますが、ご意見などいただければ参考にさせていただきます。