【海外で大人気】iPadを使う知育玩具Osmoを使ってみた感想・レビュー【悪くはない】

Osmoという知育玩具をご存知でしょうか?

2019年に海外で大ヒットしたタブレットを使うSTEAM教材です。

優れているのは、

タブレットを使うのに、手と頭をしっかり動かせる点

 

2019年にヒットした知育玩具には他にGravitraxがありますが、Gravitraxが登場する前にすでに人気を博していたのがOsmoでした。

Gravitraxについてはこちら▼

 

今回はOsmoを実際に使ってみた正直な感想をお伝えします。

結論から先にお伝えすると、

●英語

●算数

 

のベースづくりにぴったり。

特に、メイン教材となるジーニアス スターター キット(Genius Starter Kit)数の分解・合成を身につけるのに優れていると思いました。

ただ、残念なデメリットもありました。

デメリットについてもしっかりと書いていますので、お子さんのプレゼントに検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

 

海外で大人気!iPadを使う知育玩具Osmo

今、日本でひそかに人気上昇中なのがiPadを使うOsmo。

日本ではまだあまり販売数は伸びていませんが、海外Amazonで月2000個近く(※)売れている最新のSTEAM玩具なのです。

※専用有料ツールで調べました。

 

どんなことを学べるかというと、

 

●タングラム

●算数

●英語

●お絵かき

 

これらのカードがついています。

 

iPadを持っていれば、Osmoをゲットするだけで、動的な遊びが可能になります。

iPadを使うといってもWi-Fiは必要ありません。

使うのは、Osmoの専用ベースについている鏡とアプリ。

 

OsmoとiPadをセットしたら、アプリを起動して、画面に従って専用カードで遊ぶだけ。

開封から遊ぶまで5分もかかりませんでした。

 

Osmo知育玩具|タングラムは子どもの食いつき抜群

息子がもっともくいついたのはタングラムでした。

 

iPadと置いたタングラムがリアルタイムで連動します。

下記画像で、当たっているところがタングラムの色に変わっています。

 

正解すると、画面ですべてのパーツが色分けされて、正解が表示される仕組みです。

 

iPadならでは、取り組んでいる間も正解時もずっと音楽が流れています。

個人的に、この音楽はスタイリッシュな感じでなかなか気に入っています。

 

Osmo知育玩具|算数の教材としても使える!

図形を意識したタングラムだけでなく、数の合成・分解の理解に役立つカードもあります。

 

テトリスと算数を融合させた遊びで、

画面に表示される数字のなかから自分が消したい数字を決めて、等しい数になるカードを組み合わせます。

▲この写真では「20」を消すために、「5」のカードを4枚並べました。

「20」になると、テトリスのごとく「20」が消えるので、次の数字を消す作業に進みます。

 

消すとすぐに数字のボールが落ちてくるので、

遊びながら常に数の合成・分解を頭の中で繰り返すことになります。

 

息子は始めは「すごい!」と興奮していましたが、

しばらくすると「疲れた~」

数の合成・分解が自由自在にはまだできないせいか、

次々とでてくる数字消しに疲れるようでした。

 

数の合成・分解がまだ思うようにできていないお子さんにはよいツールですね。

 

ほかにも英語、お絵かきでも遊べる万能おもちゃ

このほか、英語のスペルカードもついています。

画面をみながら、英語のスペル通りにカードを並べて遊んだりします。

 

知育玩具Osmo|タングラムの難易度|メリット・デメリット

使ってみて、これだけは要注意だよね

と思ったポイントを書いておきます。

 

タングラムの難易度は高くない

タングラムはレベル別になっています。

 

 

●かんたん

●ふつう

●チャレンジ

●なんもん

 

など、レベル分けされています。

 

Osmoのもっとも難しいレベルが、市販の『かつのうタングラム』の初級レベルに相当し、難易度は高くありません

かつのう タングラム

かつのう タングラム

3,300円(04/20 03:46時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

Osmoを使う前、わが家では『かつのうタングラム』が大ブームになり、家族で初級・中級・上級の問題にチャレンジしまくりました。

250問あるかつのう問題にチャレンジしまくった結果、Osmoを見たときに難易度の違いが肌感覚ですぐにわかった次第です。

ちなみに、かつのうには解答がなく、考えつづけないと答えがわからないようになっています。

 

デメリット①ヒントが勝手に表示される

レベルによっては、置いたタングラムをiPadが自動的に反映して、色を表示します。

 

はじめみたとき、「え~~」と思いました。

困ってからヒントを出す、ならわかりますが、

レベルの易しい問題では、置いただけで画面が色分けされて答えになってしまうのです。

 

デメリット②子供がすぐヒントに頼るようになってしまう

iPad左下の「宝石マーク」をクリックすると、ヒントが表示されるようになっています。

これもどうかなぁと残念に感じるポイントです。

子供はこのルールを知ると、もう少し考えれば自分でたどり着けるのに、すぐにヒントを見ようとしてしまいました。

 

メリット①子どもがくいつく

子供が喜ぶのは、Amazonの口コミを見ていても間違いありません。

ヒントの有無がどうだの子供には関係ないのですよねー。

 

とにかく、子供が楽しめて、夢中になる教材です!

 

メリット②頭と身体を動かす

OsmoはiPadがないと遊べない知育玩具ですが、タブレットのみを使うおもちゃではありません。

 

タブレット画面を見つつ、

手を使いながら考える

と、頭と身体の動きがあるのが特徴です。

 

タブレット画面を見つづける心配はありませんし(もちろん長時間使えば画面を見る時間は長くなりますが)、

手を常に動かす点は特に優れていると思います。

 

知育玩具Osmoのラインナップは?

現在、日本で入手できるのはiPad専用のキットだけとなっています(2020年8月19日時点)。

出典:Osmo

 

Amazon、楽天と代理店のSourcenextで購入できます。

 

今だと代理店のSourcenextから直接購入する方がお買い得になっていますし、

何か欠品があったときにも安心です。

今すぐ代理店のSourcenextでOsmo Genius Starterをチェックする
(開くのに10秒ほどかかります)

 

海外のAmazonからも人気ぶりがうかがえます。

 

プログラミング学習用のOsmo

プログラミングに特化したOsmoもあります▼

 

海外Amazonにある他のシリーズ3つ

【3-5歳】形態認知・創造性に役立つLittle Genius Starter Kit

英語で問いかけもしてくれるので、早期の英語教育にも◎です。

このタイプは現時点では、海外Amazonの方がお買い得だと思います。

 

【5-12歳】世界に興味のあるお子さん向け-探偵になりきるDetective Agency

▼この記事を書いている時点(2020年8月19日)でOsmo専用ベース付きは売り切れになっています。

 

【5-12歳】計算スキル&なりきりごっこが面白いCommunication Skills & Math

自分の作ったピザが画面に表示されるだけでなく、タブレットの中のお客さんとお会計のやりとりまでできる算数教材です。

今だと日本Amazonの価格が2倍くらい高くなっているので、海外Amazonのリンクを貼っておきます。

 

海外AmazonならFireタブレット版も入手可能

Fireタブレットしか持っていないよ!

という方には、海外Amazonでの購入がおすすめです。

 

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公開日:2020年8月19日