世界地図を壁に貼ったら子供が世界・国旗好きになった
子供って、
大人からしたらすごく小さなきっかけで新しいことに興味を持つものですよね。
その興味がぐんぐん広がっていくのを息子でも体験しました。
100均の世界地図を貼ったことをきっかけに、息子は世界にどんどん興味を持ちました。
今回は、世界地図を好きになったことをきっかけに
どんな変化があったかを記録として記事にしました。
これからも興味の芽を育てていきたいと思います。
この記事を書いてから2ヵ月後、国旗検定にチャレンジしたお話はこちらに書いています。
目次
世界地図を貼ったら子供が世界・国旗好きになった
壁に世界地図を貼ったのをきっかけに、子供が世界の国に興味を持つようになりました。
きっかけは1冊の本
小川大介先生の著書です。
小川先生の本ではじめに読んだのは『5歳から始める最高の中学受験』。
この本のおかげで子どもが毎日の学習習慣をつけられたので、今回も期待大で読んだところ、読んで大正解の本でした。
100均の世界地図で広がった息子の興味
100円ショップで買った世界地図でこんなに興味が広がるとは思いませんでした。
地図を壁に貼ってから、息子が地図の前に立ってながめることが増えました。
いちばんはじめに興味を持ったのはグリーンランド。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″](年長ですがなぜか)当時、ぬいぐるみごっこが大ブーム。[/word_balloon]
そのぬいぐるみごっこに国が登場するようになりました。
●ぬいぐるみが船にのってグリーンランドへ
●海を泳いでカナダへ
●恐竜の世界へ(タイムスリップ)
など、設定はめちゃくちゃですが、ごっこ遊びに国が登場する機会が増えました。
置き物になっていた地球儀を活用するようになったのもこの頃です。
世界の国図鑑でさらに興味が広がる
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”tail” balloon_shadow=”true” font_color=”#ffffff” bg_color=”#e65687″]グリーンランドは、国ではなくデンマークのものなんだよ[/word_balloon]
という話をきっかけに、世界の国図鑑を買ってあげればいいんだ!と思いつきました。
買ったのがこちら▼
文句なしのすばらしい図鑑です。
ほかにもいろいろ買いましたが、世界の国に興味を持ったらこれに優るものはありません。
世界地図・世界図鑑は抽象化思考を磨くのに最適
この図鑑は、カバーの裏側が国旗になっています。
いまでは壁に貼っていますが、はじめはカバーを裏返して毎晩、寝る前に図鑑と見比べていました。
ほとんどのぺージを一緒に読みました。
難しいところは飛ばして、わかりやすく解説して。
息子と一緒に読み込むうちに、
モーリシャス、セーシェル、クック諸島など、なじみがなかった国を
私もたくさん知ることができました。
国図鑑は具体と抽象を行き来する良い練習になることもわかりました。
オーストラリア、ニュージーランド、クック諸島はオセアニア
という地域でまとめる以外に、
オーストラリア、ニュージーランド、クック諸島はイギリスの植民地だった
と歴史でまとめることもできます。
視点を変えたり、抽象度をあげるのに有効なんですよね。
チリ南部はもっとも南極にちかいところ。北部は赤道に近い。
同じ国なのに暑い・寒いが全然違う
という発見も、図鑑と地図を一緒に眺めながら会話しました。
年長だからまだ早いかな?と思いつつ、
赤道が最も暑いことや南極がどの国のものでもないことなど、
図鑑に書いてあることをかみ砕いて話してあげると、意外と興味を持ってくれます。
子供は興味さえもてば、得た知識をもとに視点を広げていくことがよくわかりました。
この図鑑をきっかけに、息子の興味は国から国旗へとさらに広がっていきました。
興味は国から国旗へ
『世界の国ぐに』には国ぺージに国旗が載っています。
息子が特に不思議に思ったのは、オセアニアの国旗の多くにイギリス国旗がついていること。
国旗がその国の歴史を反映していることは特に興味深いようでした。
一緒に国旗カードを手作り
国旗への興味は強まる一方でしたので、息子が好きな国から国旗カードを作ってみました。
なるべく工作をかねたいと思い、色画用紙・折り紙・ハサミ・のりを使用。
国旗ブームで国旗作りをやってみたら結構面白かったです🇯🇵息子がいちばん好きな中国から。国旗は奥が深いですね。グループ分けも様々できるのが楽しいし、国旗の成り立ちが歴史にリンクしているのも楽しいです。さりげなく世界史への入口になっていました。 pic.twitter.com/YZ9fq8zRUm
— あゆみ (@AyumiSato_3D) June 25, 2020
手作り国旗工作。昨日につづき今日は10個つくりました。全部で13個❣️アメリカは星の数もちろん50個!子供は疲れちゃったけど私はもっとやりたかったほど楽しかったです。全て終わるまでブームが終わらないと嬉しいな。 pic.twitter.com/bKsNo542Q1
— あゆみ (@AyumiSato_3D) June 26, 2020
簡単な国もあれば、イギリスのようにパーツを規則性にしたがって準備するのが意外と大変な国もあります。
アメリカの星は気合いで50個用意。
自分で切り貼りして作った国旗は今でもよく覚えています。
息子と作った国旗カード。20枚以上になりました。
いくつか購入した国旗図鑑の中で良かったのがこれ▼
国旗の成り立ちがわかりやすく書かれています。
息子の気づき・発見
国旗をよくみていると、共通性・類似性がたくさんあります。
子供が興味を持つのはこういうところ。
異なる国旗の共通性・類似性のひみつを知るのにぴったりの本でした。
子供は大人が思っている以上に観察しているなと思った出来事がありました。
あるとき、息子が
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]ペルーの国旗が本によって違う[/word_balloon]
と言いました。
本当に?と思って見比べると確かに。
毎日じーっと国旗一覧を眺めているうちに、ほかの本を見たときに違いに気づいたようでした。
これ以外にも、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]アルメニアはこの本ではアジアだけど、こっちの本ではヨーロッパになっている[/word_balloon]
たった1枚の世界地図を壁に貼っただけで、子供の興味がここまで広がり、
大人でも気づかなかったことを発見するようになるとは思いませんでした。
息子の興味をきっかけに私が初めて知った国もあります(ガイアナ、セーシェルなど)。
わたしはちょっと焦り始めました。
焦った理由をお話する前に、ほかに使って良かったものをご紹介しますね。
世界に興味を持ってから使ってよかったもの
公文の世界地図パズル
これはとても良かったです。
アフリカ、ヨーロッパはとても小さいのに、集中して自分で完成させています。
池上彰のニュースに登場する世界の環境問題
全部で10シリーズあります。
年長の息子にはまだ早いかな、興味を持つだろうかと思いましたが、すごく興味を持ってくれました。
今のところ読んだのはこちらの3つ。
たとえば水編では、
スペインが水を輸入していること
エジプトとエチオピアがナイル川の水をめぐって争っていること
ペットボトルで水を買うことが地球に及ぼす影響
貧しい国で水を得るために子供が何キロも歩いていること
など、国から世界の問題へ興味を橋渡しするのにぴったりでした。
異なるシリーズ間で関連性があるので、通しで読むことで知識と知識がつながります。
1日10分でせかいちずをおぼえる絵本
友人からプレゼントでもらった絵本です。
子供がとても興味を持ってくれました。
世界地図への興味のきっかけにもいいですし、興味を持ってからも喜んで眺めてくれる絵本です。
お風呂にはる世界地図ポスター
国旗に詳しくなってからお風呂用に買いました。
すべての国の国旗が載っており、毎日のように国旗クイズをしています。
焦った親はどうした?
子供の興味が広がるにつれて、わたしはちょっと焦りました。
日本史も世界史も、ほとんどわかっていなかったからです。
子供が植民地に興味を持ったあたりから
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”tail” balloon_shadow=”true” font_color=”#ffffff” bg_color=”#e65687″]このままではまずい…[/word_balloon]
と思い始めました。
視点を広げられる知識が自分にあまりになかったからです。
そこで日本史・世界史を勉強しようと買ったのがこちら▼
日本史は角川
世界史は小学館
今は日本史から読んでいますが、1巻読むごとに歴史への興味がどんどん沸いてきて、どんどん読み進めたくなります。
今回は、子供が世界地図に興味を持って2ヵ月間のことを記録として書いてみました。
そのはじめのきっかけを作ってくれたこちらの本に感謝です!
きっかけづくりになる本・図鑑・おもちゃがたくさん紹介されていておすすめです。
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国旗にはまった息子のその後
この記事を書いてから、国旗熱はさらに上がり、
2ヵ月後に国旗検定(1級・4級・5級)に挑戦しました。
ご興味のあるかたはこちらの記事をご覧ください。
息子の国旗クイズ攻撃にこたえるためにオリジナル国旗ドリルも作りました▼
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