【幼児・小学生】簡単にできる火山噴火実験(重曹・酢)&学びを深めるヒント

 

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]今日は火山の実験しよう![/word_balloon]

という息子(5歳)のリクエストにこたえ、先日、火山実験をしました。

 

やってみた感想は、すごく楽しい。

しかし、やっただけになりがちな実験でもあると思いました。

 

この記事では、

 

  • 火山実験のやり方
  • 噴火・科学実験の仕組み
  • 今回の科学実験の反省
  • 火山実験をマジックショーで終わらせないヒント

 

をご紹介します。

 

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]知識や図鑑など事前準備しておくと、学びが深まり、子供の興味も広がるはずです。[/word_balloon]

 

うちは事前勉強なしでやった結果、ほぼマジックショーになってしまいました(反省)。

図鑑や絵本でこれから学びを広げていきます♪

 

重曹・酢を使って簡単にできる火山実験

 

用意するもの

●重曹

●酢

●台所洗剤

●水彩絵の具(好きな色)

●かみ粘土(火山が作れればOK)

 

やり方はこの本を参考にしました。すごくおすすめです!

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簡単!火山実験のやり方

小瓶を取り囲むように、かみ粘土で火山をつくります。

 

火山ができあがりました。

 

小瓶の中に重曹小さじ2、食器用洗剤小さじ1を加えてよく混ぜます。

 

さらに、水彩絵の具を数滴たらしてよく混ぜます。

 

飛び散るので部屋の中で実験しないこと!

と本に記載があるので、廊下で実験することにしました。

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]実際は飛び散りませんでした。部屋の中でやって問題ありません。[/word_balloon]

廊下に配置したところ

 

酢小さじ5を加えました。

酢を入れた直後

約10秒後

 

30秒くらいまってこの状態になりました。

 

泡が飛び散るのを息子も私も想像していましたが、だいぶゆっくりな噴火でした。

そこで酢をさらに追加。

泡がぶくぶくでてきました。

 

火山実験|息子の予想と結果

息子の反応は、

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]もっと激しく噴火すると思った~[/word_balloon]

と予想外だったようです。

 

火山実験のメカニズム

科学実験の仕組みを化学反応式で示すとこのようになります。

 

重曹=炭酸水素ナトリウム

酢=酢酸

この2つが混じることで反応をおこし、二酸化炭素が発生しますね。

重曹と酢だけでも泡を出しますが、洗剤をいれることで泡が大きくなります。

 

ただ、年長の息子にはとても説明する気になれませんでした💦

実際の噴火の仕組み

噴火の仕組みはいくつかあるようですが、1つを簡略化するとこんな感じ▼

 

マントルという地球内部の部分に水が混じると、ドロドロしたマグマになります。

このドロドロのマグマは、まわりの岩石より比重が軽いため上昇していきます。

 

マグマが上昇していくと、どんなことが起こるでしょうか?

マグマが上昇するにつれて、マグマが受ける圧力が弱まります(下図の青色の矢印)。

すると、マグマに含まれるガスが動きやすくなり、体積が増えることになります。

 

マグマの体積が増えると、さらに上昇をつづけ、最終的にマグマが地上にあふれだします。

これが噴火です。

簡略化して説明しましたが、実際はもっと複雑で、ほかにもメカニズムはあるようです。

 

火山実験の反省

火山実験は子どもが喜ぶ科学実験だと思いますが、冒頭でも書いた通り、

やっただけになりがちな実験でもあるなと思いました。

 

(事前勉強せずにやってしまったので)息子とやった実験はマジックショーに近いもので終わってしまいました。

まだ酸性・アルカリ性の概念は知らず、知っているのは二酸化炭素だけ。

 

重曹と酢が混じりあうと泡が出るんだよ

の説明にとどめました。

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]上記で書いた噴火のメカニズムの図解をあらかじめ用意・理解しておけばよかったな~と後悔しています。[/word_balloon]

 

科学の基礎があるか、科学に興味がある程度ある状態でやる方がよさそうですね。

 

火山実験|学びを発展させるために

ほぼマジックショーで終わってしまった反省から、学びをどう発展させるか考えてみました。

 

火山の仕組みがわかる図鑑を使う

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専門の実験キットを使う

噴火だけでなく火山灰が飛び散る仕組みも体験できるのがこちら。

 

知っている知識と紐づけしてあげる

火山にこだわらなくても、実験から少しでも学びがあればいいと思います。

たとえば、重曹と酢を混ぜて発生する二酸化炭素について理解を深めるのもありですよね。

息を吸って吐いた時に出てくる空気が二酸化炭素である

地球の温度が少しずつ上がっていることに関係するのが二酸化炭素である

植物が吸い込むのが二酸化炭素である

 

まずは日常の中で「二酸化炭素」などキーワードが登場する機会を親が工夫して増やしてあげるのがいいと思いました。

2回目、3回目に聞いたときに「はっ」として、反応を示してくれたらしめたものですよね。

 

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