SAPIXの算数についていけない/クラス落ちした場合はどうする?

SAPIX(サピックス)は実績抜群の中学受験塾ですが、
・算数についていけない
・クラスの組み分けテストでクラス落ち・下位クラスのまま
・偏差値が30~40を停滞
という話はよく聞きます。
親としてはがんばっている子どもに、中学受験で満足のいく結果を出してほしいのでできれば高学年で上位のαクラスに行ってほしいと思いますよね。
しかし、親にとってサピックスの組み分けテストは受験並みの重圧ではないでしょうか。
3年生の冬に実施される新4年生の組み分けテストで上位に入り込まなければ、αクラスを目指すのはかなり難しいです。
それでも、低学年からサピックスに通っていて、環境を変えたくないから、このままがんばりたいというご家庭もあるはず。
- サピックスで上位クラスを狙うのはどうすればいいのか?
- 解決の最短ルートは何か?
- 勇気ある撤退をするべき判断基準は何なのか?
について考えてみました。
目次
サピックスで偏差値が上がらないけど、上位クラスを狙うには?
相当な覚悟が必要だと思います。
まず、サピックスでは1年~3年は2ヵ月に1回、高学年になると毎月クラス分けテストがあります。
受験がまだ遠く感じる1、2年生から、2ヵ月に1回も「数値」でふるい分けされる環境におかれます。
酷ですが、これが大手有名塾の現実。
しかも、クラス毎の点差は3~4点と誤差ともいえ、1問のケアレスミスが運命を決めるとも言えます。入塾テストで下位クラスになった場合、αクラスを狙うのはかなりの覚悟が必要です。
偏差値が上がらない・下位クラスから上がれない場合に考えること
子供がどこでつまずいているのかを把握する必要があります。
下位クラスにいる場合は特に、思考力系の問題よりも基本を定着させる方が得策です。
・チャレンジサピックスの計算問題をしっかりこなしているか?
・デイリーサポートの復習問題をこなしているか?
・基礎トレ1回分に時間がかかりすぎていないか?
・計算ミスで点を落としていないか?
サピックスではその日初めて授業で講義を聞いて、内容を理解しなければなりません。授業を理解し、ノートをとり、翌日以降の家庭学習で復習していきます。
授業で理解ができる子は「ついていけます」が、授業内容を理解できない子では、ただポカンと時間がすぎていきます。
サピックスは復習主義で、時差を利用したこまめな復習スパイラルで確実にこなせる問題を増やしていきますが、授業についていけていないことも考えられます。
お子さんがサピックスの下位クラスで停滞している場合は、日頃の学習習慣を見直し、どこでつまずいているかを把握することが不可欠です。
特に算数については、基礎トレ(基礎力トレーニング)をしっかりやっているかが重要になります。基礎トレは、今授業でやっている単元に関係なく、すでに習った単元の基礎レベルの問題が出題されます。これを毎日解くことで、過去にならった単元の定着を確実にします。
下位クラスから上がらない場合に真っ先にやるべきことは、弱点対策。つまりどこでつまずいているか、「穴」を見つけること。
お子さんご本人がつまずき・穴を見つけることはほぼ期待できません。スケジュール管理も含め、親主導で弱点対策を考えなければなりません。
学年が4年~5年の場合、前の学年のテキストまでさかのぼって対策を考える必要もあります。
通塾しながら、新しい宿題が発生しながら、さらに翌月の組み分けテストを気にしつつやらないといけないため、親にとって重圧です。
ですが、下位クラスにいるお子さんが上位クラスへ上がるためには、どうしても親が手をかけることが必要です。
時間と気持ちに余裕があれば親がやり、難しければ、個別指導塾や家庭教師に頼る必要があります。
できれば、プロにお願いして、親御さんは、家庭での学習が習慣化されているかのチェック、プリントの整理などに時間を使う方がいいかもしれません。
弱点対策・つまずき克服の最短ルートを考える
実際に、サピックスに通いながら個別指導塾に通うご家庭は一定数います。
こうした個別指導塾は、「問題の解き方を教える」ことに重きを置くのではなく「成績が上がらない原因を特定し、課題を克服する方法を考え、計画を立てる」ことを重視しています。
つまり、保護者に対して「受験生へのサポート方法を教える」存在ともいえます。
個別指導塾がおすすめする利用タイミングは、6年生になってから駆け込みで利用するのではなく、「早めに」。
サピックスに通った家庭のなかにも、お子さんが急に反抗的になり、親子関係がこじれてしまったケースはあります。このようなケースでは、「個別指導塾を利用すればよかった」と後悔することが多いです。
重圧も勉強量も膨大にふくらみ、親子ともに余裕がなくなる6年生ではなく、4年、5年、あるいはもう少し早いうちに個別指導塾を活用すれば、
「早い段階から塾と保護者と生徒本人のバランスを調整し、効果的な学習スタイル、やるべきこととやらなくていいことの区別、子供の長所を活かした勉強法などを提案できる」
と、個別指導塾SS-1を立ち上げた小川先生も話されています(出典:「ルポ塾歴社会」)。
サピックスについていけない
偏差値が上がらない
上位クラスへ行けない
という状況にある場合、まずやるべきことは、
✅どこに問題がかるかを特定すること。
✅問題を特定したら、課題を克服する方法を考え、計画を立てること。
親御さんが見つけてあげられればいいですが、成績が順調にあがらない場合、すでに親子関係がぎくしゃくしていたり、親が感情的になって不必要に怒鳴ってしまうことも考えられます。
また、仕事で忙しかったり、上位クラスに通う家庭と比較して焦ってしまったりと、親御さんがお子さんの状況を客観的に、冷静に分析するのは簡単ではありません。
親子関係が修復不可能なまでに悪化し、精神的に追い詰められる前に、思い切って第3者の力を借りることも必要です。
個別指導塾を活用して最短で「穴」を埋める
ここで紹介する個別指導塾はどちらも、中学受験の駆け込み寺ともいえる存在。
実績から苦手・つまずきを克服するのにオススメできるものです。どちらもオンラインに対応しています。
Risu偏差値リカバリー

出典:Risu
Risu偏差値リカバリーは、難関校で合否を決める算数に特化しています。
テストで「偏差値」という数値はでますが、子どもが一体どこでつまずいているか、どこをリカバリーすれば偏差値をアップできるかまで、指導してもらうのは難しいです。
下位クラスには手厚い先生もいるという口コミもありますが、お子さんと講師との相性次第では、どこに「苦手」があるか、個別に丁寧に見てもらえないこともあります。
Risu偏差値リカバリーは、オンライン/通塾によるマンツーマンレッスンで、徹底的に苦手克服に対応します。
偏差値30~40台で、SAPIXなど大手中学受験塾で成績が伸び悩んでいるお子さん向
今年始まったばかりのサービスですが、すでにサピックスに通う生徒さんで2ヵ月で偏差値50.9⇒60へ大幅にアップさせるなどの実績を出しています。

出典:Risu
結果にコミットする中学学習塾版ライザップといえる個別指導塾ですので、値段は高いです。
ですが、高いのには理由があります。それは、短期×課題解決にコミットしているから。
算数タブレット教材のRisuで蓄積した10億件のデータをもとに、最初の実力テストでお子さんのレベル・苦手を診断します。つまり、Risuが蓄積した膨大なデータベースで、効率的に苦手分野を特定します。
次に、診断結果をもとに、学習プランを立て、1対1で徹底サポートしてくれるのです。

出典:Risu
今のままサピックスに通いつづけても、ほかの生徒と同じカリキュラムをこなすだけで、苦手と新たな課題が積みあがっていくだけ。ただでさえ、5年、6年のサピックスの教材はボリュームが多く、どれをやるべきで、どれが不要かを判断するのは難しいです。
これに対し、Risu偏差値リカバリーは、苦手を特定し、最適プランを立て、サポート付きで学習を見てくれるのです。
Risu偏差値リカバリーを利用したお子さんの多くが2ヵ月で成果を出しているのは、徹底した分析⇒ピンポイントの改善が行われているから。
入塾金55,000円、月額132,000円ですので、2ヵ月通ったら約30万円。
目が飛び出るような金額ですが、何も対策せずに通塾していたら、問題は雪だるま式に膨らんでしまいます。
特に算数は、1つの単元がほかの単元とつながっていますので、目に見える課題が氷山の一角なことも。それを放置しておくと、長い目で見ると、もっと高い費用を払うことになりかねません。
中学受験で良い結果を出すために1か月13万、短期間と割り切って投資する決断も必要かもしれません。
Risu偏差値リカバリーは、指導の様子を親が見学することもできます。
中堅クラス狙いならサピックスにこだわる必要は全くありません。ですが、すでに通学していて、子供がサピックスを継続したいと希望することもありますし、サピックス通塾にある種のプライドを持っている人もいるでしょう。
それならば、下位クラスで停滞する現状を打開するためのサポートが必要です。
最短2ヵ月で苦手をつぶして、上位クラスへ行ける可能性があると考えるなら、長い目でみたら必要な投資ともいえます。
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クーポンコード【toop01】を入力すると、月額132,000円⇒99,000円になります。
この金額はうちには高すぎる…という場合は、次で紹介するSS-1もおすすめです。
中学受験個別指導のSS-1

SS-1
SS-1も、大手進学塾に通う子が塾テストで成績を上げるための塾です。
先ほどのRisu偏差値リカバリーと違うのは、受講回数が固定されていないこと。月謝ではなく、「1授業の料金×その月の受講回数」を支払います。
資料請求し、無料カウンセリング後に受講料が提示されますので、まず公式サイトから資料請求が必要になります。
SS-1に通ったお子さんの9割が、3ヶ月以内に成績をあげています。
ですので、SS-1もRisu偏差値リカバリー同様、短期間で成果を求める家庭にとって駆け込み寺的存在といえます。
ですが、先ほどの小川先生の言葉にあるように、6年になってから慌てて通うよりも、早めに利用することが勧められています。
SS-1には、サピックス、四谷大塚、日能研など塾別の小冊子が用意されていますので、たくさんの生徒の「つまずき」を見てきた講師が、プロの提案をしてくれます。

SS-1個別指導
授業は1対1の個別指導。子どものつまずき箇所を理解してもらうために、保護者も同席可能です。
月1回の面談のほか、メールや電話で担当講師が相談に応じるサービスもあります。
通塾・オンライン両方に対応しています。
親子だと、つい感情的になってしまったり、怒鳴ってしまったりしまうものですが、プロの塾講師なら冷静に子どもの苦手をキャッチできます。
実際に、国語で40⇒50へ偏差値が10アップした口コミなど、校舎別に掲載されているのも安心です。

出典:SS-1
先ほどのRisu偏差値リカバリーは、サピックスで行き詰ったお子さんの算数に特化した最終兵器。
最初に無料学習相談をしたいご家庭、ほかの教科で相談したいご家庭にはSS-1がおすすめです。
資料請求または無料学習相談に申し込むと、中学受験に役立つ特典がついてきます。サピックス、日能研など学習塾別の対策テキストももらえてかなりお得です。

出典:SS-1

申し込むとすぐにメールが届きます。メールにあるリンクからすぐにダウンロードできました。なんど、4つの学習塾すべての冊子をもらえました。
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詳しい口コミを調べてみました▼
勇気ある撤退が必要なケースもある【サピ廃人にならないために】
ここまで、サピックスで偏差値が上がらない/クラス落ちした場合の対策について考えてきました。
ですが、
サピックスを続けることがわが子にとって本当にベストなのか?
サピックスでないほかの塾の方が合っている可能性はないか?
中学受験をゴールにしすぎていないか?
これらの問いについても、考える必要があります。
サピックスは間違いなく、御三家・難関校を目指す子の塾です。
はじめは御三家・難関校を目指してサピックスに入塾したものの、伸び悩む成績に苦しみつつ、中堅校にしたのにサピックスブランドにしがみついてしまうケースもあります。
都内で理数系専門塾エルカミノを立ち上げた村上先生は、塾通いで子どもの異変に気づいたら、勇気をもってやめるべきだとおっしゃっています。
村上先生の「人気講師が教える理系脳のつくり方」という本には、大手有名塾の入塾テストで上位クラスに入り、その後クラスが下がり、心が壊れてしまった子のケースが紹介されています。
最初から上位クラスに入れてしまったお子さんの場合、特にクラス落ちのショックは耐え難いものがあると思います。
がんばっているのに思うように成果が出ず、受験が迫る中、親が冷静に分析し、最善の判断をするのは非常に難しいです。
サピックス6年生では、セロテープで継ぎ接ぎだらけのテキストはよくあることですしね…。
私も同じ状況に置かれたら、いけないとわかっていても、周りと比較してしまい、子供を傷つける言葉を言ってしまうかもしれません。
中学受験は子供にとって酷なことですが、親にとっても、仕事以上の重圧、地獄です。
サピックス廃人にならないために、
- 転塾するべきか?
- どこでつまずいているか?
- 組み分けテストに振り回されすぎていないか?
などについて、親と子の「ガス抜き」も含め、個別指導塾を単発活用するのは賢明な選択です。
その点で、個々の先生の質に左右される家庭教師よりも、これまでに似たケースをたくさん見てきた個別指導塾をおすすめします。
>>>最短で【算数】の苦手克服を急ぐならRisu偏差値リカバリー
>>>親のガス抜きも含め、苦手克服を急ぐならSS-1
Risu偏差値リカバリーはお試しはなく本申込からですが、クーポンコード【toop01】を使うと通常より3万円以上安くなります。
Risu偏差値リカバリーは満足できなければ、30日以内であれば返金保証制度がついています。
いきなり入会が不安な方は、まずはSS-1だけでも資料請求してみてはいかがでしょうか。
SS-1は資料請求で、学習塾別の対策小冊子を無料でもらえます(塾対策小冊子だけで8冊以上)。
中学受験は短距離走ではなく、マラソンです。
親御さんのメンタルに最低限の余裕があることは大変重要です。
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