図鑑を買ってから4歳の息子に起きた思わぬ効果【索引を自分で調べるように】
図鑑を子どもに買ってあげるのはよさそうだけど、どんな効果があるの?
こんなことが気になる方に向けてこの記事では、
図鑑を子どもに買ってあげてみられた効果
について、すべて経験ベースでお伝えします。
目次
図鑑を買ってから4歳の息子に起きた思わぬ効果
索引を使って、自分で調べる習慣がつきました。
4歳(年中)になってから初めて図鑑を買いました。
買ったのは、小学館NEOの恐竜と昆虫。
当時、子どもは恐竜にも昆虫にもまだ興味はありませんでした。
「図鑑を買うといいのでは?」というアドバイスをいただいたのが購入のきっかけです。小学館NEOを選んだ理由は特にありません。
結果、子どもは恐竜に興味を持ち、恐竜図鑑を手放さなくなりました。昆虫にも興味はありますが、昆虫図鑑にはまだはまっていません。
毎日、寝る前に読むのが絵本から恐竜図鑑になりました。
索引を使い始めたきっかけと索引の調べ方(我が家の場合)
ある時、「自分で調べてみたら」と子どもに言ってみました。
興味が尽きないようでしたので、私が代わりにぺージを探すよりも、
自分で調べる方法を教えてあげた方がいいんじゃないかと思ったのです。
索引から見たいぺージにたどりつく方法を教えてあげたところ、
その日以来、寝る前は熱心に「索引調べ」に取り組んでいます。
具体的なステップは次のとおりです。
①調べたい恐竜を決める 例:マイアサウラ
②索引でマイアサウラを見つける
③太字のページ数を覚える
④探す
⑤親がマイアサウラの説明を読んであげる
100を超える数字はまだ言えないので、例えば144の場合は「イチ・ヨン・ヨン」ねと伝えています。
図鑑はよくできています。
ひらがなやカタカナをひと通り覚えれば、索引から自分で調べられるように構成されているんですよね。
最初は「子どもが自分で調べれば、私はちょっと楽になる」という邪心があったことも確かですが、やらせてみたところ、結構はまっている様子。
「そろそろ寝ようよ」と言わないと、終わりません。
索引を調べれば、自分の知りたい世界に早くたどり着けることがわかったみたいです。
子どもにとっては、
の図式が成り立つようです。
お風呂に恐竜ポスターをはったら、ここにある知らない恐竜の名前を図鑑で調べています。お風呂に入りながら「今日は何を調べようかな」と言っています。
1ヵ月くらい経過しましたが、「ママ調べてよ」とはまだ言いません。
逆に、手伝おうとすると怒られます。
自分の知りたい情報にたどりつけた達成感もあるようです。
図鑑は自分で調べる習慣がつくだけでなく、興味を引き出してくれる効果もあるんだなあと、子どもを見ていて気づきました。
その後、1年間で図鑑はここまで増えました。
図鑑に興味をもってもらうコツ・やってよかったことはこちらに書いています。
恐竜フィギュアを自宅で作るように
恐竜図鑑NEOで我が家に起こった恐竜ブーム。
ブームは図鑑では終わらず、三次元の世界へと進みます。
図鑑を購入したのと同じころ、私は3台目の3Dプリンタを購入しました。この3Dプリンタを使って、いろいろな恐竜フィギュアを子どもと作りました。
3Dプリンタと聞くと驚かれるかもしれませんが、今の3Dプリンタは初心者でも届いてすぐに使えるものが多いです。
3Dプリンタをこれから始める方向けの記事を過去に書きましたので、興味がありましたらどうぞ。
ネット上には恐竜の無料3Dデータがたくさんありますので、データさえ入手すれば、自宅で簡単にアニアのような恐竜フィギュアを作れてしまうのです。
上記はすべて無料データを使って3Dプリントしたものです。
このように、1冊の図鑑が、親にも子にもそれまで知らなかった世界を教えてくれました。
小学館NEOの恐竜図鑑はあたりでした。
最近は恐竜の知識が増えてきましたので、読み方をアレンジするようになりました。
個々の恐竜について知った段階から、グループ化して考えています。
例えば、
三畳紀・ジュラ紀・白亜紀のどの時代に生きていた恐竜か、
獣脚類、装盾類、周飾頭類に代表される恐竜は何か、それぞれの特徴は何か
など、図鑑は具体と抽象を行き来して考える材料になることもわかりました。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]装盾類と周飾頭類の違いは、飾りが全体にあるか頭にあるかがだね[/word_balloon]
など、図鑑を一緒に見ていると、話題が尽きません!
ということで、
恐竜にまだ目覚めていないお子さんにも、恐竜嫌いなお母さんにも、小学館NEOの恐竜図鑑はおすすめです。
子どもが索引から自分で調べる習慣がつきますし、
学びに夢中になってもらうと、親は少し楽になります。
「小学館NEOの恐竜図鑑はもう持っているの、でも私(親)が恐竜は苦手・・・・」という方。
その場合はこれを読みましょう。自信をもっておすすめします。
漫画形式なので読みやすいです。
子どもにも読んでもらえば、恐竜発掘に強い興味を持つ可能性があります。
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