3Dプリンタ親子教室でミニ四駆を作りました

ミニ四駆を3Dプリンタで作る親子工作体験教室に参加してきました。
主催はタミヤ。会場にはミニ四駆の大きなレースがありました。
子どもも私もミニ四駆に触れるのは初めて。
参加条件は小学生以上でしたが、主催者に許可をいただき、4歳の息子と一緒に参加させていただきました。
目次
3Dデータを作る
参加者に配布されたのがこちら。
まず、3Dデータを作ります。講師の先生が丁寧に教えてくれるので、事前知識はゼロで大丈夫です。
他のテーブルでは子どもがPCを操作していましたが、4歳の息子はまだ難しく、私が操作しました。
使用したソフトはmetasequoia4というソフト。機能に制限がありますが、無料で使用できます。
このソフトで、ミニ四駆のボディを好きなデザインにします。
まず、テンプレートから好きなボディを選びます。
出典:http://www.3d-gan.jp/activities_4.html
赤枠の部分で、ライトを加えるなど付け足したいデザインを選ぶことができます。デザインの大きさも0~100の範囲で調節可能です。
息子はほぼすべてを付加することを希望。ちょっとビジーなデザインとなりました。
3Dデータを出力し、造形する
3Dデータができたら出力します。
各テーブルに3Dプリンタが1台置いてあります。PC上で「印刷する」をクリックすれば、すぐに造形を開始します。
今回はミニ四駆の上に被せるボディのみ3Dプリンタで作りました。
全体のボディのデータを用意すれば、ミニ四駆全体を出力することもできます。
その場合も、上記のmetasequoia4で設計可能でした。
さてさて、造形開始。
17分後
25分後
よくみると、この3Dプリンタのヘッド部分のカバーも3Dプリンタで造形したものでした。
ミニ四駆を組み立てる
造形中にミニ四駆の下部分を組み立てます。
息子も私もミニ四駆のおもちゃに触るのは初めて。私が組み立てを担当しましたが、ちょっと苦戦しました・・・
講師の先生方に手伝っていただき、ミニ四駆が完成!
これは、附属のボディーを取り付けたもの。3Dプリンタでボディが完成したら、赤丸で囲んだ既存ボディを外して、3Dプリンタ製ボディに取り換えます。
まずはこの既存パーツでできたミニ四駆がちゃんと走行できるかをテスト。
このあたりから、息子はレースに夢中になり、本来の目的である3Dプリンタの存在を忘れ始めました・・・
70分くらいでボディの造形が完了しました。
サポート材を取り外せば、ボディの完成です。
完成した3Dプリンタ製ボディを取り付けました!
取り付けるのに必要なアタッチメントは、講師の先生が取り付けてくれます。
子どもにとっては、シールのついたミニ四駆の方が魅力的のようでした。↓
3Dプリンタ製ミニ四駆が走れるかをチェック。しっかり走っていました。
色を塗るなら水性アクリル塗料
3Dプリンタ製ボディ、真っ白でちょっとさみしいですよね?
色を付けたい場合は、アクリルガッシュなどの水性アクリル塗料がお勧めのようです。
水性アクリル塗料で塗ったサンプルがこちら。
水性アクリル絵の具は乾くと水にぬれても落ちない優れもの。タミヤ1階のお店には各種車キットのほか、塗料も販売されていました。
会場の後ろには3Dプリンタの造形品サンプルが展示されていました。
4歳だと集中力を維持するのが難しく、3Dプリントしたパズルをお借りしたりして、なんとか集中力を維持できました。
工作中、息子はいろいろなものを指差して、先生に「これも3Dプリンタで作ったの?」と10回以上聞いていました。
どの先生も優しく応対してくれて、ありがたかったです。
今後は自宅でも3Dデータを作り、いろいろなものの造形にチャレンジしていきます。
タミヤの3Dプリンタ親子教室の情報
開催情報:3Dプリンターでマイミニ四駆をつくろう!親子工作体験教室
頻繁には開催していないようですが、全国で開催しているようですね。
この教室はタミヤと一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GANの共催です。
偶然、前日に開催情報を知り、駆け込み申し込みしました。3時間の長丁場で4歳児がもつかが一番の心配でしたが、杞憂に終わりました。
ちょうどこれから3Dデータのソフトについて勉強しようと思っていたところですので、参加して本当に良かったです。
自宅で無料のものから試してみます。
ご興味のある方は開催情報をチェックしてみてください。
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