【小学校受験】積み木問題対策にオススメ!積み木ブロック
小学校受験で出る積み木問題。
積み木を見て、数を数えたり、別の場所から見た図を選んだりしますよね。
ペーパーや、1つ1つのブロックを使うご家庭が多いと思いますが、わたしのオススメは、個別ブロックだけでなく、完成形の積み木ブロックも使うこと。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]子供の食いつき方が全然違います![/word_balloon]
5歳の息子に図形問題のプリントを渡しても、振り向いてももらえませんが、積み木ブロックは違います。
テーブルに置いておくと、勝手に取り組み始めます。さりげなく問題を出すと、素直に取り組んでくれます。
次の方に向けて書いています
●積み木問題のプリントに子供が取り組んでくれなくて困っているママ・パパ
●小学校受験を受験勉強だけで終わらせたくないママ・パパ
机に向かってプリントに取り組んでくれないお子さんに特におすすめです!
目次
【小学校受験の積み木問題にオススメ】積み木ブロック
こちらが我が家で作った積み木ブロック(作り方は後述します)。
市販の積み木ブロックは、1つ1つがバラバラのタイプが多いですよね。たとえば公文のこれとか。
我が家の積み木ブロックの特徴は、完成形の積み木もあること。
実際の立体を目の前に置いて、見えないところがどうなっているか考えられます。
たとえば次のような立体があります。
ペーパーだと、この立体が後ろ側から見るとどうなのか、右・左側からどう見えるのか、想像する必要があります。
頭の中で立体を回転させて、考えることも大切ですが、なかなかイメージできない場合のサポートツールとして、完成形の立体があると、子供が立体を動かして確認することができます。
おすすめの使い方を2つご紹介します。
積み木ブロックの活用法①:位置表象の問題対策に
小学校受験の積み木問題で、位置表象という、別の場所から見たときの見え方を問う問題がありますよね。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]位置表象の問題に、積み木ブロックはおすすめです。[/word_balloon]
位置表象の問題では、
①別の場所から見たときに見え方が違うことを知る
②別の場所からどのように見えるかを推測する
の2つが必要になります。
本記事で紹介する積み木ブロックを使うと、子供が手に取って回転させることで、自然と①を体感できます。
①ができなければ、異なる場所からどのように見えるか推測できません。
位置表象問題の対策としては、積み木ブロックを右・左・前・後・上・下から見た様子を、子供にその通りに紙に書いてもらうといいと思います。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]違う場所だと見え方が違うことを理解してもらうには、実際に立体物を動かしてもらうのがいいと思います。[/word_balloon]
積み木ブロックの活用法②:合成・分解で空間認識する
もう1つのおすすめの使い方は、図形の合成・分解を考えるトレーニング用に。
実際に5歳の息子にやってもらったのがこちらの問題。
右の2つのブロックを組み合わせて、左の完成形と同じものをつくる問題です。
年中の息子には難しかったようで、苦戦していました。答えを教えてから、翌日再度やってもらいましたが、やはり苦戦していました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]積み木ブロックの良いところは、立体の置き方を変えると、別の問題になることです。[/word_balloon]
左と右は、同じブロックですが、置き方を変えるだけで、見え方、分解の考え方が変わります。
実際に息子に置き方を変えて何度かトライしてもらったところ、できませんでした。
大人の私がやってみても、いい脳トレーニングになりました。
積み木ブロックの作り方
3Dプリンタを使います。
3Dプリンタを使うと、さまざまな形の積み木を無限につくることができます。
3Dプリンタで積み木ブロックを作るには、まず3Dデータを用意する必要があります。
データを用意する
データを作るのに一番簡単なのはTinkercadという無料のソフト。
小学生でも使い方をマスターできる、直感的に使えるソフトです。
2時間くらい操作すれば、基本的な使い方をマスターできます。
3Dプリントする
3Dデータの用意ができたら、次は3Dプリントします。
3Dデータの作り方、3Dプリンタの仕組みも含めて、こちらの動画で実際に積み木ブロックをご紹介しています。
https://youtu.be/p6agr8FjgPg
作った積み木ブロックは、今回ご紹介した以外にも、子供が普段の遊び用として使うことができます。
我が家でも、気づくと子供が積み木を持って、オブジェクトを作っています。
3Dプリンタがなくても大丈夫
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]小学校受験の対策用に使う場合、3Dプリンタがなくても、3DCADを使えば大丈夫です![/word_balloon]
こちらはTinkercadという無料のCADソフトで、主に小学生を対象としたものです。
画面にある立体をくるくる回転させることができますので、3Dプリンタがなくても、CAD上で立体を動かしてあげれば、子供のイメージを助けることができます。
詳しい使い方は先ほどの動画で説明しています▼。
積み木ブロックを自宅でつくりたい場合
3Dプリンタがあれば、その日から作れます。
今では1万円代から入手できるようになりました。
小学校受験対策のために購入したとしても、DIYやおもちゃ作りなど、コスパのよい装置です。
複雑な恐竜パズルも3Dプリンタがあれば2時間くらいでできます。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]しかも、STEM教育の一環で、今後ますます普及していく装置です。
数年後にはプログラミング教育みたいに、当たり前になると思います。
お子さんが小さい今から触れさせてあげると教育的にも◎。[/word_balloon]
3Dプリンタを購入する際に、事前に知っておいた方がいいことをまとめました。
こちらの記事を読んでおくと、私がした失敗を上手に避けることができるはずです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]時間のない方は、1つ目の記事だけ読めば大丈夫です。[/word_balloon]
★初心者におすすめ4選とマインドセット
【子供と遊ぶ】家庭用3Dプリンタの初期費用とランニング費用はどれくらい?【おすすめ4つを厳選】
★わたしの失敗談を詳しく知りたい方はこちら
【家庭用3Dプリンタの失敗しない選び方】初心者が注意すべき4つのポイント(3台購入した経験から)
★3Dプリンタの始め方ガイド
今回は積み木問題にぴったりな積み木ブロックをご紹介しました。
質問などありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。
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