時計が読めなかった年長の息子が読めるようになった方法

 

年長になったのに、時計が全然読めない・・・

こんなお悩みを持つお母さんは多いと思います。

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]わたしも息子が年長になったばかりの頃、どうやって時計の読み方を覚えてもらおうかあれこれ悩ました。[/word_balloon]

 

この記事では、それまで時計トレーニングをほとんどしていなかった年長息子が、

あることをきっかけに、スムーズに時計が読めるようになった体験をご紹介します。

 

結論を先にお伝えすると、

 

時計絵本で興味をもってもらう

時計おもちゃを使ってもらう

 

これだけでした。

特に興味をもってもらったことが一番効果的でした。

興味のない状態でおもちゃ使っても効果はなかったと思います。

 

●時計の読み方を就学前にマスターしておきたい理由

●実際に使って効果があった絵本

会話で意識したこと・今も実践していること

 

これらもあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

学習の習慣づけで悩んでいる方はこちらが参考になると思います。

幼児のうちから時計が読めた方がいい理由

 

幼児のうちから時計が読めた方がいい理由は、勉強ができる子の特徴である「段取り力」に直結するからです

 

目標を設定して、

⇒やるべきことを洗い出して、

⇒それぞれのタスクにかかる時間を予測する

 

勉強ができる子の多くは、このようにゴールから逆算して考える段取りが得意であることが『5歳から始める最高の中学受験』に書かれています。

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感想はこちら▼

 

スケジュールを自分で立てられると、親の負担が減るだけでなく、学業においても大きなアドバンテージですよね。

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” bg_color=”#ff4500″ avatar_hide=”true”]もうすぐテストなんだからもっと勉強しなさい![/word_balloon]

とガミガミ怒るよりも、

[word_balloon id=”1″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” font_color=”#000000″ bg_color=”#7fffd4″ avatar_hide=”true”]もうすぐテストだから勉強はじめないと![/word_balloon]

と子供から自発的に取り組んでもらえたら、親としてはすごく嬉しいですし、負担も減ります。

 

このようにスケジュールを立てるうえで、欠かせないのが時間感覚です

 

 

幼児のお子さんでしたら、次の例がわかりやすいと思います。

① 9時半からキラメイジャーを見たい

② キラメイジャーを見るには、それまでに朝食と宿題を終わらせないといけない

③ 朝食、宿題にどれくらい時間がかかるかを考える

 

③には、時間感覚が身についている必要がありますが、小さいお子さんがトレーニングなしにいきなりできることはまずありません。

気づきを促すような会話を意識的・根気強く行うのがよいとされています。

 

たとえば、、、

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]キラメイジャーを見るには、何時までにプリントを終えないといけない?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]9時25分。[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]9時25分までにプリント10枚を終わらせるには、何時までにご飯を食べ終わっていた方がいい?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]9時5分。[/word_balloon]

 

上記の会話は、時計の読み方を覚えて3ヶ月たったころの息子との会話です。

毎回うまくいくわけではありませんが、こういった会話を意識し始めてからすこ~しずつ時間感覚が身についてきたと感じています。

 

時計が読めない年長の息子が時計を読めるようになった方法

 

時計おもちゃを使うよりも、絵本で興味を持たせたことが効果的でした。

興味をもった後はスムーズでした。

 

わたしが使ったのは、Z会年長コースに入会するともらえるる時計の絵本です。

 

息子の場合は、針をくるくる回せるアナログ時計を使う前にZ会年長コースの時計の絵本」で興味をひいたことが効果絶大でした。

Z会の時計絵本

Z会年長コースでもらえる時計絵本

Z会の時計絵本

Z会年長コースでもらえる時計絵本

 

あまり期待していなかったのですが、ふざけて面白おかしくこの絵本を読んであげたら、すごく喜んでくれ、それがきっかけで付録時計で積極的に学ぶようになりました。

年長コースについてくる付録時計

 

Z会の絵本でなくても、時計に興味を持てるような絵本でOKです。

難しすぎず、お話に興味をもってもらえそうなものがいいと思います。

とけいのあおくん (こどものとも絵本)

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息子の場合、はじめにおもちゃ時計を与えても、興味をもたなかった気がします。

Z会の時計絵本が気に入ってからは、読んで!と毎晩リクエストがありました。

絵本を読むときに付録の時計を自分でもってきて、絵本と同じように時計の針をぐるぐる回していました。

 

そこからは、あっという間に最低限の時計の見方を覚えました。

まず興味をもってもらう

おもちゃ時計を使う

 

うちではこれが効果的でした。

 

時計選びで注意したいこと

 

使う時計はZ会のものでなくて問題ありません。

100均のものや、ご自宅にあるアナログ時計でいいと思います。

 

分刻みの数字つきを選ぶ

時計選びで気を付けたいのは、分刻みの数字が書いてあるものがおすすめです。

時計おもちゃ

Z会の付録時計

 

息子はこどもちゃれんじも受講中なのですが、こどもちゃれんじの付録時計には分刻みの数字はありません。

こどもちゃれんじの付録時計

こどもちゃれんじの付録時計

 

子供が時計の見方でつまずくのは、長い針が「2」を指している時に「10分」ではなく「2分」と答えてしまうことです。

その点、Z会の付録時計は1~60まで数字が書いてありますのでとてもよかったです。

 

遊び機能つきのものにこだわる必要なし

こどもちゃれんじでもらった付録時計は、クイズ、絵、タイマーがついていて、遊びの要素があります。

お子さんのタイプにもよりますが、息子の反応から、あまり遊び機能つきにこだわらなくていいと思いました。

はじめはこどもちゃれんじの時計で遊んでいましたが、今では使っていません。

反対に、Z会の時計は常に近くに置いたり、時計の見方で迷う時は必ず使っています

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]

息子にとっては、遊び機能よりも分刻みがしっかりわかるものが合っていたようです。

お子さんのタイプによってくいつくものは違うので、1つがダメだからといって諦めない方がいいです。

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もしZ会に興味がある方はZ会幼児の公式サイトを見てみてください。

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1ヶ月から受講できる珍しい通信教材ですので、年長コースを1ヶ月お試ししてもよいですね。

 

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時計感覚をつけてもらうために意識していること

時計の読み方を大体覚えたあとは、会話で意識して時間に触れるようにしました。

注意したのは、時計を見て時間が読めればOKではなく、子供の行動と時間を結び付けてあげることです。

 

子供にとって、時計の見方を覚えることよりも、

30分、1時間がどれくらいの長さか、体感で時間感覚を身につけることは難しいからです。

 

たとえば、

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]今日はロボット教室があるから、14時55分には家を出ないといけないね。[/word_balloon]

といいながら、付録時計を14時55分に合わせて、

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]

これが14時55分だよ。

(本物の時計を見ながら)今は13時半だからあと1時間半くらいあるね。

1時間半というのは、キラメイジャー3回分の時間だね。

[/word_balloon]

 

というように、「30分」「1時間」という時に必ずセットで、子供が時間感覚をイメージできるような具体例を言うようにしました。

 

アニメ・映画は20分、30分、60分のものがあるので子供にとって身近でイメージしやすいです。

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”](デリバリーを頼んだときに)あと20分くらいで着くみたい。20分はおしりたんてい1回分ね。[/word_balloon]

などなど。

 

わたしがよく使う具体例は子供がよく見るアニメ番組ですが、

これ以外にも、自分の行動と時間を結び付ける声かけもおすすめです

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]いまプリント10枚やったけど、今日は何分くらいかかったと思う?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]わかんない。5分?[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]15分だったよ。この間、ひいひい言いながら取り組んでいたときは30分かかっていたから、今日はがんばったね。[/word_balloon]

 

年長さんで時計の読み方をなかなか覚えられない場合は、

✅絵本で興味をもってもらう

✅実際の時計をぐるぐる回してもらう

✅日常生活で子どもの行動と時間を意識的に結び付けてあげる

 

この3つをやると、(時間はかかりますが)少しずつ覚えられるようになると思います。

息子のこれまでを振り返っても、カタカナも時計も、興味をもってからがとても早かったです。

いきなりドリルよりも、興味を持たせるために絵本などから始めるのがいいと思います。

 

うちは時計のドリルをやるよりも効果的でした。

 

時計の教え方でやらなくていいこと

時間の概念よりも時間の感覚が大切ですので、次のことまで教える必要はありません。

 

幼児でやる必要のないこと

・1時間は60分である

・1分は60秒である

 

先取り学習をされているお子さんの場合、「10」「100」で位が変わることを学んでいると思います。

同時に時計の60進法を教えてしまうと、せっかく学んだ位の概念がかえってわからなくなってしまう可能性があります。

 

幼児期のうちは、

いま1時15分で、

出かけるのは1時半だから、

それまでに支度を終えるには急がないと間に合わないな

これくらいの時間感覚がわかれば十分です。

 

時計の読み方がわかったら次にしたいこと

時計の大体の読み方がわかったら、次にぜひやりたいのがカレンダーの活用です。

カレンダーを活用するのは、スケジュールを立てて、自己管理する感覚を身につけるためです。

 

1週間は7日、1ヶ月は30日

このサイクルは、時計の読み方を学んだだけでは身につきません。

 

とくに中学受験するお子さんは、小学3・4年生までにスケジュールを立てて、自己管理する感覚を身につけておくのが理想です。

 

幼児のお子さん向けのカレンダーの具体的な使い方は次の感じ。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”](カレンダーを見ながら)あと3日で6月が終わるね[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]誕生日まであと13日だね[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]

こどもちゃれんじが届くのは2日後かな

[/word_balloon]

など、子供がワクワク楽しみにしているものが、あと何日で届くか、カレンダーを一緒に見るのがおすすめです。

 

わが家ではこのカレンダーを使っていますが、できれば余白のある、書き込めるタイプがおすすめです。

 

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楽しみなイベントの日付にシールを貼ったり、字を書いてもらったりして、イベントの前日になったら、次のような会話をするのもおすすめ。

カレンダーと時計を融合させた時間感覚を身につけられます。

 

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]明日は何時に家を出る?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]9時![/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]じゃあ、何時に起きないといけないかな?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]7時![/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]じゃあ、今日は何時に寝た方がいい?[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]9時かな。[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]ということは、今8時だからもうお風呂入らないといけないね。[/word_balloon]

[word_balloon id=”2″ position=”R” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]そうだったー![/word_balloon]

 

 

息子は時計に興味をもってから、大体の読み方を覚えるのはスムーズでした。

小学校入学までに時計を読めるようになり、時間感覚を身につけるのが理想ですが、

興味をもつとあっという間に覚えちゃいますので、気長に取り組んでみてください。

 

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[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]年長コースならいつからスタートしても、時計絵本・付録時計がついてきます。[/word_balloon]

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公開日:2020年6月29日