【QIDI Tech】Shadow 6.0 proと5.5Sの違いを1分で早わかり
QIDI Techから光造形の最新機種Shadow 6.0 Proが登場しました。
わたしは前身の5.5Sを持っています。
Shadow 6.0 proと5.5Sの違いが気になり、調べてみました。
QIDI TechでShasow 5.5SかShadow 6.0 Proどちらにしようか迷っている
こんな方に参考になると思います。
目次
QIDI Tech Shadow 6.0 proと5.5Sの違いを1分で早わかり
プリント面積がアップ
5.5Sのスクリーンサイズが120mm×68mmから132mm×74mmに変更されたことで、プリント面積が拡大しました。
をアップグレード⇒硬化時間短縮・高解像度を実現
UV光改善により、硬化時間の短縮(5-6秒)・高解像度を実現しました。
出力サイズがアップ
Shadow5.5S | 115×65×150mm |
Shadow 6.0 pro | 130×70×150mm |
高さは変更なしですが、縦×横が大きくなりました。
デュアルZ軸
これはShadow5.5Sの時と同じです。
シングルタイプより安定するので、品質面では安心です。
QIDI Tech Shadow 6.0 pro|海外の口コミ
国内では口コミがまだ少ないので、海外の口コミを調べました。
参考にしたのはUSAmazonのレビューです(2020年7月9日時点で7コメント)
✅すべて良い口コミでした。
- 1ヵ月以上連続して使っているがトラブルなし
- 初心者ならこれで決まり
- Anycubic photonより出力サイズが大きい
- 多くのアジア企業と取引しているが、QIDI Techほどすばらしいサービスは他にはない
- 狭い部屋で数時間プリントしても匂わない
- マニュアルに画像・情報が多くわかりやすい
- 附属のUSBに必要なものがすべて入っている
- (光造形初心者)サポートや後処理など慣れることはあるけど、それでも思っていたより簡単だった
- セットアップが簡単
- 静かでプリントも早い
✅悪い口コミは確認できませんでした。
6.0 Proの前身Shadow5.5Sをもっているので、上記口コミには納得です。
もともとQID Techの製品を使っている人が信頼して購入するケースが多いようです。
2人の方が同じようなコメントを ↓↓↓
偉大な企業による偉大なる製品だ(
驚愕の企業による驚愕の製品だ!(
)
QID Techの評価で突出しているのがカスタマーサービスです。
24時間以内に必ず回答とありますが、時差があるにもかかわらず実際はもっとタイムリーなようです。
QIDI Tech Shadow 6.0 pro|他社の光造形3Dプリンタとの比較
主要プレーヤーの光造形を比較しました。
▶Shadow 6.0 Proのプリント速度を確認できませんでしたが、5.5Sと同じか若干速くなっていると考えられます。
出力サイズについては、いちばん大きいです。
QIDI Techファンでこれから光造形を買うなら、5.5Sより6.0Proの方がいいですね。
ただ、6000円ほど高くなっていますので、小さい造形物しか作らない方はShadow5.5Sで十分だと思います。
5.5Sのレベリングは手間ではなく、これまで失敗はありませんが、
レベリングなしがいい方は、Nova3DのElfinの方がお手軽だと思います。
ただし、匂い対策では断然、QIDI Tech Shadow > Nova3D Elfin です。
QIDI Tech Shadowシリーズには匂いを吸収する活性炭フィルターがついているので、(わたしの場合は5.5Sですが)真横で使っても匂いはまったくありませんでした。
ちなみにQIDI Techの場合、プラグは3ピンですので、変換アダプタが必要です。
私がShadow5.5Sを買ったときにはQIDIのレジンのミニボトルがついてきました。
Shadow6.0 Proにミニボトルがついてくるかわかりませんが、
匂いを抑えたい方にはQIDIのレジンがおすすめ。匂いません!
光造形はリリースされた後も、メーカーが丁寧に改良を続けていますので、
過去記事で書いたスペックと今の情報に相違があるかもしれませんが、
ほかの光造形をもっと知りたい方は下記記事をご覧ください。
個人的には日本Amazonで入手できて、使い勝手の良いShadowかElfinから選べば失敗しにくいと思います。
▶NOVA3D Elfin
▶QIDI Tech Shadow
▶Elegoo Mars
▶Photon-S
▶EPAX X1(USAmazonのみ)
光造形が初めての方へ
アドバイスできる立場にありませんが、3Dプリンタが全く初めての方は、失敗前提で使われるのがおすすめです。
おそらく初めての方の多くが、
●造形後にビルドプレートから剥がれない
●剥がす時に破損してしまう
●ビルドプレートに造形物がつかずに落下する
など、何らかの失敗すると思います。
3Dプリンタはまだ発展途上なので、
失敗を楽しむくらいの気持ちで始めると、ストレスないと思います♪