【小学校受験】図形パズル問題の対策はこれ!
小学校受験で必ず出るのが図形パズル。
イメージしやすいように、紙を切って自作パズルをつくるご家庭も多いと思います。
子どもが小さいうちから受験勉強させると、勉強嫌いになってしまうかもしれない。
だけど、子どもの将来のために、小学校受験を頑張ってほしい。できれば楽しんでほしい!
そう願っているママ/パパさんに、自宅で無限、かつ簡単につくれる図形パズルをご紹介します。
次の方に向けて書いています
●小学校受験を控えているママ・パパ
●子どもが小学校の勉強についていけるか不安なママ・パパ
これは机に向かうのがきらいなお子さんに特にオススメです。
早速見ていきましょう(^^)
目次
【小学校受験】図形パズル問題の対策はこれ!
小学校受験で必ず出るのが図形パズル問題。
ですが、ペーパーで考えるのは、なかなかイメージがわかないですよね。
具体物を使いましょう。
ペーパー問題に取り組むときに、イメージしやすくなります。
おすすめは次の2つ
●タングラム
●3Dプリンタ
いちばん手頃で、取り組みやすいのがタングラムです。
装置を扱うのに時間がかかりますが、子供のレベルに応じてオリジナルなパズルを作れるのは3Dプリンタです。
タングラムを使う場合
市販のタングラムは商品によって難易度が違います。
こればかりは使ってみないとわかりませんので、うちで実際に使った商品をもとにご紹介しますね。
難易度易しめ★|100てんキッズ ステップタングラム
絵と指定されたタングラムをつかって、正解を考えます。
ステップが少し用意されているので、タングラムが初めてのお子さん向き。
易しめですが、巻末問題はあなどれません。
これにしばらくはまると、きっと物足りなくなると思います。
そしたら次に紹介する「かつのう」シリーズがおすすめ。
難易度高め★★★|かつのう タングラム
難易度が一気にあがります。
「ステップタングラム」に慣れて、より難しいものに挑戦したくなったお子さんにおすすめするものです。
問題は初級・中級・上級あわせて120個ついています。
この記事でご紹介する商品の中では、間違いなくコスパ最強の商品です。
かつのうタングラムのおすすめポイントは、答えがないこと。
答えがないので、とにかくやってみるしかありません。
試行錯誤の習慣をつけるうえでピッタリです!
3Dプリンタを使う場合
3Dプリンタに関する知識がなくても読めますので、気軽に読み進めてみてください。
ハートパズル
左のハートになるように、右にあるパズルを組み合わせます。使わないパズルも含まれています。
★答え★
星パズル
子どものリクエストにこたえて作ったものです。
左の星になるように、右にあるパズルを組み合わせます。使わないパズルも含まれています。
★答え★
おうち型パズル
これも同様に、左の形になるように、右にあるパズルを組み合わせます。使わないパズルも含まれています。
★答え★
3Dプリンタだと図形パズルの難易度は自由自在に設定できる
たとえば下のように、不要なパズルを多めにすると、より難しい図形パズルになります。初めての子には、使うパズルだけを渡して取り組んでもらうといいと思います。
我が家は小学校受験の予定はありませんが、ためしに4歳の息子にやってもらったところ、苦戦していました。
図形パズルの作り方
3Dプリンタで作る場合、3DCADというソフトでまずデータを作る必要があります。
データを用意 → 3Dプリンタで具体物を作る
この流れになります。
データを用意する
データを作るのに一番簡単なのはTinkercadという無料のソフト。
小学生でも使い方をマスターできる、直感的に使えるソフトです。
2時間くらい操作すれば、基本的な使い方をマスターできます。
3Dプリントする
3Dデータの用意ができたら、次は3Dプリントします。
3Dプリンタは年々安くなっており、現在は1万円代から買えるものもあります。
ここ数年で、インクジェットプリンターと変わらない感覚で買えるようになりました。
ハートパズルの3Dプリントには1時間半ほどかかりました。
プリント中はほかの作業をしながら待っていればいいので、手間はかかりません。
データを作ったら3Dプリンタにお任せです💛
小学校受験しないのに図形パズルを作ったきっかけ
我が家は小学校受験はしません。なのに、なぜ図形パズルを作ったか?というと、
この本がきっかけです。
読んで、ぞっとした本です。
多くの非行少年たちに接した筆者はある時、少年の多くが、ケーキを四等分する、図形を正確に書き写すといったことができないことに気づきます。
反省する以前の問題として、
●「相手の話を正確に理解する」
●「図形を見てその通りに認識する」
ことができない少年があまりに多かったことが判明した、というのが本の趣旨です。
詳しくはこちらの記事に書いています。
この本を読んで、
小学校低学年で勉強についていけない子は、認知機能に問題があるのではないか、
そういった子どもが抱える問題はなかなか気づかれないのではないか、と思ったのが、3D図形パズルを作ったきっかけです。
小学校受験をされないお子さんにとっても、図形パズルは認知機能を鍛えるうえでとても良いと思います。
図形パズルを自宅でつくりたい場合
図形パズルを自宅で作りたい方は、3Dプリンタを購入してみましょう。
現在では、下記のように、2万円未満で手に入る安いタイプが増えてきました。
レビューはこちら▼
3Dプリンタがあると図形パズル以外にも、恐竜などのおもちゃや算数教材も作れますので、コスパは◎です。
購入にあたっての注意点などは、こちらの記事に書いていますので、参考にしてみてください。
▼初めての方が失敗しにくい3Dプリンタを厳選して紹介しています。
3Dプリンタの使い方を覚えるのがちょっと面倒に感じるかもしれませんが、アメリカや中国では教育への導入が進んでいます。
プログラミングのように、いずれ日本にもブームが来るのは間違いないでしょうね。
今後も楽しみながら学べる図形パズルをご紹介していきますね。
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