子供が図鑑に興味ないときの対策【息子が図鑑好きになるまでやったこと】
図鑑に興味を持って欲しいけど、子供はまったく図鑑に興味を持ってくれない!
図鑑を買ってあげるのがいいと聞くけど、まだひらがな・カタカナがわからないから早い気がするなぁ。
こんなお悩みを持つ方に向けて、この記事では、
✅子供に図鑑に興味を持ってもらうコツ
✅息子が4歳から図鑑を使い始めてからみられた効果
この2点について、すべて経験ベースでお伝えします。
わたしの結論を先にお伝えすると、
●子供が図鑑に興味を持たないときは「待つ」
●ズボラなママ・パパほど図鑑への興味を引き出せる
●子供の図鑑への興味を引き出してあげるには親の関わりが不可欠
わたしがやってとても効果的だった方法をご紹介します。
いまでは、図鑑が届けば自分で熱心に開いて読みふけりますし、
寝る前には図鑑の読み比べが恒例になりました。
うちは息子が4歳(年中)のときから取り組み始めましたが、
いいことばかりですので、もっと早くに買ってあげればよかったなと後悔しています。
ぜひ最後まで読んで、お子さんの興味の芽をぞんぶんに開いてあげてください♪
目次
子供が図鑑に興味ないときに注意したいこと
子供が図鑑に興味を示さないときに、
これだけは注意してほしい!ということを先に書いておきます。
図鑑を読むことを強要しない
子供が興味を示していないのに、
図鑑を見るよう強要するのはやめましょう。
次にご紹介する方法で興味を持ってもらうことができますので、
今興味がなくても、まったく問題ありません。
欲しがったから図鑑を買ったのに子供が読まなくても怒らない
テレビ番組などで、何かに興味をもち、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”hide” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]図鑑が欲しい![/word_balloon]
と言ったから図鑑を買ったのに、いざ届いてもまったく読んでくれない!
ということも考えられます。
うちでもありました。
この場合も、
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”tail” balloon_shadow=”true” font_color=”#ffffff” bg_color=”#e65687″]〇〇が欲しいから買ったんだよ!?[/word_balloon]
と怒るのは逆効果ですのでやめましょう。
この場合も、次にご紹介する方法で興味を持ってもらうことができます。
子供に図鑑に興味をもってもらうコツ・効果的だった方法
うちでは次のことを実践しました。
はじめから何冊か買ってあげる
はじめて図鑑を買ったとき、2冊買いました。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]いま思うと、はじめから2冊買ったことはとても良かったです。[/word_balloon]
DVDがついているので、一緒に2つのDVDを見たところ、
息子がくいついたのは恐竜。
昆虫図鑑はいまに至るまでほとんど開いていませんが、
恐竜図鑑は分解しそうなほど、使い込んでいます。
親がはじめに図鑑を開く
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]はじめから子供が熱心に図鑑を開くとは思わない方がいいです。[/word_balloon]
図鑑好きになった今では、新しい図鑑が届くとひとりで熱心に見ていますが、
はじめの頃は、自分から自発的に見ることはありませんでした。
効果的だったのは、親が機会をみつけて積極的に図鑑を開くこと。
●図鑑DVDやテレビを見るときに、隣で図鑑を調べながら一緒に見る
●親が図鑑を開いて「へー、そうなんだ、知らなかった―、面白いなー」とつぶやく
図鑑を買ったばかりの頃は、
親が積極的に図鑑を手にとって、興味を持つきっかけを作ってあげるのが大切だと思います。
特に小さい子どもは、親が楽しんでいると、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”hide” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]ん?なになに?[/word_balloon]
と寄ってくるものです。
親が図鑑を見ながら「こんなこと知らなかった!」と驚くだけでも、
良いきっかけになるはずです。
ただし、
もし親が意識的に図鑑を開いたり、つぶやいたりしても、
子供が興味を示さない場合はそっとしておきましょう。
その子の興味のアンテナが反応していないだけですので、
気長に取り組むのがおすすめです。
すぐに手に取れる場所に図鑑を置いておく
うちは現在では、このようにリビングの本棚に並べていますが、
はじめの頃は床やソファに転がしていました。
本棚にしまってあることはほぼありませんでした。
これが興味をもってもらううえでいちばん効果的でした。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”hide” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]子供って床にごろごろ転がって遊んだりしますよね?[/word_balloon]
そんな時に、床やソファの手をのばせば届く場所に図鑑が置いてあるので、自然と図鑑を開くようになりました。
わたしがはじめの頃、床やソファに転がしておいたのは、片付けが面倒くさかったからです。
片付け苦手なズボラママさんにこそおすすめのやり方です!
本物に触れる機会をつくってあげる
恐竜なら博物館、
野菜ならベランダで野菜づくり、
木や植物なら公園、
昆虫なら昆虫採取、
というように、本物に触れる機会をつくってあげるのもおすすめです。
公園でみかけた植物を自宅に戻って図鑑で調べてみる
でもいいですし、
恐竜図鑑を買ったタイミングで博物館へ連れて行ってあげる
でもいいと思います。
うちでも、恐竜に興味をもったタイミング、興味が深まったタイミングと、
何回も博物館へ行きました。
リアルな体験と知識を結びつけられるのでおすすめです。
野菜づくりなんて、野菜嫌いを解消できる可能性がありますし、観察が楽しいのでおすすめです♪
外出時に図鑑を持っていく
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]これもおすすめです![/word_balloon]
重い図鑑をえいや!で博物館へ持って行ったとき、子どもが意外と図鑑を開いてくれました。
それからは、動物園、博物館へ行くときは必ず図鑑を持参しています。
公園へは毎回ではないですが、持っていくことが多いです。
図鑑は厚さ2cmくらいあるので、持っていくのは重くて大変です。
ですが、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]図鑑を見たい!持ってきた?[/word_balloon]
と言ったときに、図鑑がない方がもったいないので、何かしらの図鑑を持参しています。
ちなみに持参に便利なポケット図鑑も販売されていますが、
うちでは正規の図鑑をもっていっています。
小学館の図鑑 NEO POCKET -ネオぽけっと-水辺の生物 (小学館の図鑑NEO POCKET)
DVD付きの図鑑からはじめるのもおすすめ
たいていの図鑑にはDVDがついていますので、
はじめはDVD付きの図鑑から買ってみるのもおすすめです。
図鑑のDVDはとても良くできていて、大人でも十分楽しめる内容になっています。
図鑑を買うおすすめタイミング
うちは年中の春にはじめて図鑑を買いました。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true” bg_color=”#fff6dc” border_color=”#ffbc00″]もっと早くに買ってあげればよかった……..[/word_balloon]
と今では後悔しています。
図鑑を開く習慣がついてからは、図鑑を開かない日はなく、
自分で調べたり、発見するようになりました。
図鑑はあらかじめ買っておいて損はなし!
わたしが考える図鑑を買うベストタイミングは、興味がまだないとき・興味をもったとき。
ひらなが・カタカナを覚える前に買ってしまってOK!
というのも、カタカナを読めない段階で息子は図鑑に買ってあげたところ、
興味がひろがっただけでなく、あっという間にカタカナを覚えたからです。
文字を読めない段階で何冊か買っておいて損することは決してありません。
繰り返しですが、
親の関わり方でいくらでも興味を引き出してあげられるからです。
うちでは図鑑を買うルールを次のように決めています。
●新しいことに興味をもったらその日のうちに購入
●興味が広がったら同じジャンルの図鑑を何冊か買う
興味をもったジャンルの図鑑を何冊か買ってあげると、興味がさらに広がり、自分で調べるようになります。
たとえば、
ペルーの国旗がポスターによって違うことに子供が自分で気づいた時に、
図鑑が1冊よりも、2、3冊あると、
調べられる、読み比べられる、知識が広がる、別の視点で興味が広がるなど
良いことばかりです。
図鑑を買ってから息子にみられた効果
索引の使い方を覚えた・自分で調べる習慣がついた
図鑑にはまってから、索引の使い方を教えました。
索引を使ううえで、数字が複数ある場合にどの数字に着目するかについても教えてあげてから、
気になることがあると、自分で調べています。
比較の概念・抽象化・比較する習慣が身についた
たいていの恐竜図鑑は、見開きぺージに掲載されている恐竜の大きさ比べができるようになっています。
小学館NEOの場合は、「自分」「親」と大きさ比べができるので、自然と比較の概念が身につきました。
大きさだけでなく、
「肉食恐竜」という同じグループを、生息していた場所・時代など、視点を変えることで、異なるグループに分類・抽象化できることも学べます。
3桁以上の数字の概念を知る
幼児にとって、索引を使いこなすときの難関は3桁の数字です。
「248」「135」など、大人にとっては簡単に思えることも、子供にとっては難しいです。
息子は算数で3桁の数字を知る前に、図鑑で3桁の数字があることを知りました。
索引を使う練習を繰り返すことで、
✅数字の順番
✅3桁の数字の読み方
など、算数のベースづくりにも役立ちました。
子供が図鑑に興味をもつのは良いことばかりです。
こちらの本もとても参考になりました。おすすめです。
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