幼児期から学習習慣をつける方法・コツを経験からご紹介【勉強嫌いな子にもおすすめ】
- 幼児期から勉強習慣をつけたいけど、どんな風に進めたらいいだろう?
- 1日の勉強時間はどれくらいがいいのだろう?
- 何歳から勉強を始めるのがいいのかな?
こんなお悩みを持つ方は多いと思います。
うちは、『5歳から始める最高の中学受験』という本をきっかけに、幼児期からの学習習慣を意識しました。
本の感想はこちらに書いています。
幼児期から学習習慣をつけるうえで効果的だったのが、
・親のマインドセット
・声かけ
この2つです。
コロナウイルスで数ヵ月自粛登園するなど、むずかしさもありましたが、
さりげなく習慣化することで、小学校に入学してからも毎朝のプリント学習習慣は定着しています。
この記事でわかること▼
・幼児の1日の勉強時間の目安
・学習をスタートするベストタイミング
・子どもに学習習慣をつけてもらうコツ
・親のマインドセット
・勉強したがらない時の対処方法
うまくいかないときも気長に、怒らず、やってみてください。
習慣化するのにおすすめな幼児向けの通信教育はこちらで紹介しています▼
目次
幼児期から学習習慣をつける方法・コツ
『5歳から始める最高の中学受験』によると、
自分から勉強する子に育てるうえで重要なポイントは、「勉強するのは当たり前」と子どもに思ってもらうことです。
小さい子どもは勉強と遊びの区別がつかないからです。
ご飯を食べる、トイレに行く、寝る、歯磨きすると同じくらい
「勉強するのは当たり前」と親が信じ切って、
生活の中で子供に浸透させていけば、
子どもは「そんなものなのかな」と思います。
まずは、
●親が「勉強するのは当たり前」と信じること
●親が勉強好きでない場合も好きなふりをすること
これがポイントです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]しかし、子どもから「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれて、答えに窮してしまうことありますよね。[/word_balloon]
本にとても参考になる一節があるので、引用します。
子どもが「なんで勉強しなきゃいけないの?」という反応を見せたときをイメージしてください。
そのとき、親は「え?朝ごはん食べるよね?お昼ご飯も食べる・・・・よね?夜ごはんもやっぱり食べる?食べるよね。勉強するよね」
と、「食べる」と「勉強する」を同じトーンでしれっと話すのです。
『5歳から始める最高の中学受験』p132
わが家では子供からはまだ「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれていませんが、
「しれっと話す」のは効果的です。
●朝、保育園に行く前に「じゃあ、勉強しよっか」
●朝勉強しなかった日は、夕方帰宅後に「朝やらなかったから、先に勉強しよっか」
●週末の朝、「リュウソウジャー始まる前に宿題やっちゃおうか」
と、しれっと言うと、子どもは意外とすんなりやってくれることがわかりました。
初めて週末の朝、勉強した日のツイートがこちら。
初めて休日の朝勉に成功しました😭テレビを見る前に勉強を提案したところ、子供がのってくれました。これまでは平日朝だけでしたが、休日こそ習慣化したいところ。無理なく、楽しめる範囲で続けていけば、勉強するのが当たり前と思ってくれる予感がします。必要なのは親の根気ですね😅#教育 pic.twitter.com/o1W9WqfvEF
— あゆみ📚3Dプリンタ教育活用アドバイザー (@AyumiSato_3D) January 25, 2020
次の聞き方もとても効果的です。
「何を勉強する?」は勉強する前提で聞いているため、断られにくいです(我が家の場合)。
とくに中学受験するご家庭の場合、小4からいきなり1日の勉強時間が増えたら子どもにとって負担が大きいですよね。
3歳から少しずつ慣らしていき、小学校入学の時点で、毎朝30分くらいの学習を子どもが自発的にやってくれるのが理想です。
小川先生のお子さんも、小学校に行く頃には、毎朝30分自分から勉強する習慣がついていたようです。
▼本の感想はこちら▼
幼児の1日の勉強時間はどれくらいがいいの?
『5歳から始める最高の中学受験』によると、1日5分からのスタートがおすすめされています。
1日5分からスタート
慣れてきたら6分、10分と増やしていき、
半年、1年かけてゆっくりと慣らしていきます。
勉強を毎日、無理を感じない程度に少しずつ増やしていくのがいいとされています。
うちも1日5分からスタートしました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]6ヶ月たった今は、1日平均20分になりました。[/word_balloon]
少しずつ増やしていくのは、ジョギングと似ていますね。
昨日は30分で3キロ走ったから、今日は30分で3.5キロ走ってみよう、
など徐々に負荷をかけていけば、身体は無理なくついていけます。
幼児の勉強は何歳から始めるのがいいの?
本では3歳から始めることがおすすめされています。
物心がついてきたけど、まだ遊びと勉強の区別がつかない段階で、
子どもが楽しめる形で始めてしまうのがおすすめです。
大体の目安とやる内容は次のとおり。
3歳 | 朝、7~8時のどこか5分間とりくむ。塗り絵、ひらがな、絵本を読む、英語ソングを聞くなど。 |
4歳 | 毎日決まった時刻に5~10分とりくむ。ひらがな、カタカナ、カード遊び、絵本を読むなど。 |
5歳 | 毎日決まった時刻に15~20分とりくむ。ひらがな、カタカナ、漢字の読み方、足し算ドリル、絵本・図鑑を読むなど。 |
6歳 | 毎日決まった時刻に30分とりくむ。本を読む、漢字を辞典で調べる、日本地図をなぞり書きする、英文を読むなど。 |
もちろん上記に限りません。
何から始めていいかわからない場合は、通信教育の無料体験教材がお手軽でおすすめです。
こどもちゃれんじなどの通信教材は子どもが飛びつく工夫が施されていますし、ボリュームがちょうどよくて達成感があります。
おすすめは後半でも簡単に触れますが、詳しくは下記記事で紹介しています。
3歳におすすめの通信教育はこちらに書いています。
年長さん向けの通信教育はこちらに書いています。
わが家のケース
「5歳から始める最高の中学受験」を読んだのは子どもが5歳になってから。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]それまで毎日勉強する習慣はなく、本人が気が向いたときだけ図鑑をみたり、ひらがなを書いたりする程度でした。[/word_balloon]
勉強嫌いになってほしくなかったので、絵本の読み聞かせからはじめました。
本を読んでからは、次のステップで進めてみました。
毎朝、保育園に行く前に絵本を読む
⇓
毎朝、市販のドリルをやる
⇓
毎朝、公文(算数)の宿題や通信教材をやる
勉強タイムは5分からスタートして、約6ヶ月たった現在は、1回平均20分です。
後日追記
小学校に入学して、新しい生活がスタートしてからも
変わらず毎朝の学習は続いています。
小1の今、毎朝快くやるとは限りませんが、「やろうね~」と何度か声かけると、机に向かう感じです。
公文プリントはやりたがらないことが多いですが、宮本算数パズル、学習塾の宿題(算数パズル)、天才ドリルなどはノリノリでやるので、楽しめるかどうかなんだなと思います。
はじめのうちは、毎日必ずうまくいく!というわけではありません。
はじめのうちこそ、なるべく柔軟に対応した方がいいです。
うちの場合、朝子どもが遊びモードになったときは、夕方帰ってきてから最初に勉強するようにしていました。
勉強嫌いにならないように、無理させない・強要しないよう注意しました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]毎朝、勉強タイムを設けてからは登園時間が15分ほど遅くなりましたが、これで勉強習慣が身につくなら惜しくないですよね。[/word_balloon]
子供がプリントをやってくれない時は?
無理強いは禁物です!
気分がのらないときは、絵本の読み聞かせや、一緒に図鑑を眺めるのがおすすめです。
わが家ははじめ、子どもが嫌がらない絵本からやりました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]登園前に絵本から始めて、少しずつドリルや公文の宿題に移行しました。[/word_balloon]
今では、漢字ドリル、公文算数プリント、絵本、通信教材がメインです。
気分が乗らないときは絵本を読んでいます。
勉強きらいなお子さんの場合は、「朝ご飯の後、絵本を読もう」からはじめるのがおすすめです。
夜寝る前に絵本を読むご家庭は多いですよね。
「朝、絵本を読んでもらえる」は子どもからすると、
なんだかいつもと違う、特別なもの。
喜んでひざの上にのってくれると思います♪
まずは、できるだけ決まった時間(できれば朝)に、親子で何かに取り組む時間を持つ。
それが慣れてきた段階で、「毎日勉強する」「机に向かう」ことを習慣にしていくのがおすすめです。
わが家では公文算数の宿題がほぼ毎日あるため、算数のプリントを優先していますが、なかにはプリントに取り組んでくれないお子さんもいると思います。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]子どもがプリントをいやがるときは、絵本を読むだけでいいと思いますし、
次にご紹介する通信教育を活用するのもおすすめです。[/word_balloon]
幼児から学習習慣をつけるのにおすすめな通信教育5選
ここでは、人気・実績のある幼児向け通信教育を5つ厳選してご紹介します。
クリックすると公式サイトに飛びます▼
おすすめは本質重視:Z会幼児コース(年少から)
私の一番のおすすめはZ会幼児コースです。
今だけでなく将来の伸びをもっとも考えており、通信教育ではベストだと確信しています。
▼Z会幼児コースがあと伸びする理由はこちらに書いています。
こどもちゃれんじと比べると教材はシンプルですが、
『ぺあぜっと』という体験型教材へのくいつきは抜群です。
うちは年長から始めましたが、3歳からやればよかったとすごく後悔しました。
資料請求すると体験教材を無料でたっぷりもらえますので、まずは体験教材でお子さんの反応を試してみましょう。
勉強させるしかけが神:こどもちゃれんじ(2歳から)
子どもが続けられるか不安な方は、定番のこどもちゃれんじがおすすめです。
子どもを魅了するしかけはピカイチです。2ヵ月から受講できて、いつでも退会できるのも安心です。
届いた瞬間から、子どもが飛びつく工夫が随所にちりばめられています。
勉強嫌いなお子さんも、「しまじろうならやる!」という可能性はかなりあります。
資料請求すると無料体験教材をもらえますので、まずは体験教材でお子さんの反応を試してみましょう。
今だと入会後にアンケートに回答すると全員もらえるプレゼントキャンペーンを実施中です(10/11~12/25)ので、
紹介制度もあわせると、初月受講費が実質980円になります。
1つ目のZ会幼児コースと迷う方はどちらも資料請求するのがおすすめです。
先に違いを知りたい方はこの記事をご覧ください。
実績豊富なタブレット:スマイルゼミ(年中から)
スマイルゼミの幼児コースでは、小学校前にやっておきたいひらがな、カタカナ、時計、数字、図形を1つのタブレットで楽しく学べます。
タブレット専用ペンで書くことができるので、ひらがな・カタカナの練習にもぴったりです。
読み上げ機能もついているので、ひとりで勉強がすすみ、忙しいママさんの強い味方。
使っている人の口コミを見てみると‥‥
・勉強に全然興味がなかったから、タブレット学習のスマイルゼミを開始。保育園から帰ってきたら毎日勉強している(4歳ママ)
・4ヶ月続けたら、ひらがな・カタカナが読めるように。スマイルゼミは余計な付録がついていなくて、おもちゃが増えないので◎(幼児ママ)
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]毎日の学習習慣がついていますね![/word_balloon]
料金も公文の約1/3の価格で安め。プリント問題をやりたがらないお子さんにはコスパよいですよね。
自宅で2週間の無料お試しもできます。
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体験会もやっていますが、
子供は目新しいものに触れるとすぐやりたがりますが、
継続できるかをチェックするために、自宅で体験(2週間無料)がおすすめ。
(途中解約すると、タブレット代がかります💦)
入会後は学年変更はできませんので、
資料請求して、公式サイトではわからない詳細なカリキュラムを確認されるのがおすすめです。
コスパ最強の幼児ポピー(2歳から)
いちばん安いものから試したい方には幼児ポピーがおすすめです。
月額980円ともっともお得です。
しかも、リーズナブルなのにボリュームもある幼児教材です。
全ぺージカラーでシールもついてくるので、子供のやる気をくすぐります。
無駄な付録がなく、工作やシールが充実しているのが幼児ポピーの特徴です。
ポピーの教材は、脳の専門家が監修・指導したもの。
長くポピーを続けている人では、ワーキングメモリに関わる前頭前野が活性化されているといわれているそうです。
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他社の教材とは違って、
国語・算数など教科別の教材ではなく、
子供が夢中になれる・楽しめることを優先した、STEAM教育に特化したタブレット教材です。
学校の勉強にも役立つ楽しいキットもあれば、
大人もうずうずするアプリ問題が充実していて、
正直なところ、1ヵ月で使いたおせる人はいないのでは?というほどのボリュームです。
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学校のカリキュラムに準拠していないにもかかわらず、
偏差値・IQスコアがアップしたという効果も認められているタブレット教材です。
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使った感想と2ヵ月で解約した理由はこちらに書いています。
他社の教材も含め、もっと詳しく知りたいかたはこちらをご覧ください。
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子どもが自分で勉強する習慣を身につけることは、親にとっても子どもにとっても幸せなことですよね。
無理はせず、少しずつ進めてみてください。
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感想はこちら▼
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