こどもちゃれんじと公文(くもん) はどちらがいい?併用している経験から丁寧に比較
この記事では、公文式・こどもちゃれんじ両方を使っているわたしの経験をもとに、
幼児はこどもちゃれんじと公文(くもん)どちらが合っているのか、2つの違いを丁寧に解説しました。
最後まで読むと、
●こどもちゃれんじと公文はまったく違うこと
●お子さんのタイプ、保護者の目的によってどちらを選べばいいか
ばっちりわかります!
結論から先にお伝えすると、2つはまったく異なります。
となります。
こどもちゃれんじによる勉強の動機づけは、とにかく楽です。
嘘みたいな話ですが、子供が自分から勉強するようになります。
親の負担は最も大きいですが、確実に力をつけるなら公文式です。
わが家は、公文式をメインに、通信教材(Z会・こどもちゃれんじ)をサブとして併用しています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]じつは、公文式をいちどやめて、再開した経緯があります。[/word_balloon]
公文式は、正しく活用しないと逆効果になりますので、事前によく調べ、親が覚悟を決めて入会する必要があります(再開の理由など詳しい話はこちらから)。
個人的に安易な気持ちで始めるのはもっともおすすめしない幼児教材です。軌道に乗るまでの、親子の負担が半端なく大きいからです。
4歳、5歳になると、周りの友達がひらがなや算数ができて、焦ったりしますよね。
ですが、焦りは禁物。
小学校入学までにいちばん身につけておきたいのは、自分から勉強する学習習慣です。
その点、こどもちゃれんじも公文式も、親がきちんとサポートしてあげれば、学習習慣をつけられます。
お子さんの気持ちを第一に、どちらが良いか参考にしてみてください。
公文について先に詳しく知りたい方は下記記事をご覧になってみてください。
目次
こどもちゃれんじと公文はどう違う?
こどもちゃれんじと公文式をざっくり比較しました。
こどもちゃれんじ | 公文式 | |
料金(月額) | 1,980円 | 1教科7,150円~(地域による) |
教科 | 算数・国語・英語・生活・自然・プログラミング基礎 | 算数・国語・英語 |
スタイル | 通信 | 通学2日+家庭学習5日 |
継続のしやすさ |
◎ |
△(親のサポートが不可欠) |
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]表にすると全然違うのがわかりますね![/word_balloon]
こどもちゃれんじはカバーできる範囲が広く、コスパ抜群。
公文式は1教科の月額は高めですが、ボリュームたっぷり。力はつきますが、継続するのが難しい幼児教材です。
子どもの勉強が止まらなくなるこどもちゃれんじ
こどもちゃれんじは、
●自分から学びたくなるしかけが随所にたくさん
●学習習慣がつく
●時計の見方など自立のサポートもあり
というように、自分から勉強する、自立できるようなサポートがとても充実しています。
その効果は日々、息子で実感しています。
子どものがんばりたい気持ちに火をつける点では、間違いなく最強です。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]うちは資料請求して届いた資料を見て、息子がこどもちゃれんじやりたい!となり、即効入会が決まりました。[/word_balloon]
自分から勉強したくなるしかけの秘密は、かわいいキャラクターと魅力的な付録。
たとえばこれは年長コースについているエデュトイのかきじゅんナビ。
届いたその日はもちろん、数日たったあとも、かきじゅんナビを取り出して、自分からひらがなを練習しています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]こどもちゃれんじのワークが終わった後も、ほかのドリルを取り出して勉強。
このしかけ効果にはうなります…[/word_balloon]
年中さんコースでは、小学校のプログラミング教育を意識したロボットのエデュトイもついてきます♪
年中さん向けひらがな学習用のエデュトイもとっても好評。
時計のエデュトイもついてくるので、小学生までに覚えたい時計の見方もばっちりです。
このように、
●小学校までに国語・算数のベースをつくれる
●自発的に、楽しみながら勉強してくれる
●すべてそろって月額1,980円とコスパ抜群!
と、とってもオールマイティな幼児教材です。
幼児向け通信教育で2年連続、堂々のナンバーワンを獲得しています。
しかし、どんなに評判のよい教材にもデメリットはあります。
こどもちゃれんじのデメリットはなんでしょう?
こどもちゃれんじのデメリット
こどもちゃれんじには次のデメリットがあります。
●ワークの量が少ない
●余計なヒントがある
デメリット①ワークの量が少ない(総合コースの場合)
ワークのボリュームは、公文式よりずっと少ないです。
公文式で2日でやる量が、こどもちゃれんじの1ヵ月分に相当します。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]ちょっと少なすぎ?[/word_balloon]
と毎回思うのは確かですが、幼児期の1日の学習時間は10~15分くらいで十分といわれています。
入学までは、1日どれだけやるかよりも毎日学習する習慣づけを意識するのがおすすめです。
中学受験をするお子さんには物足りないですが、ひらがなや数字にまだ興味のないお子さんが、毎日少しずつやる習慣づけには無理のないちょうどいいボリュームです。
難易度高めがいい方は
年中・年長コースで問題をたくさんやりたい方は、思考力特化コースがおすすめです。
エデュトイはついてきませんが、難易度はZ会と同じくらい高めで、思考力重視のワークをたくさんやるコースです。
デメリット②ヒントが多め
もう一つのデメリットは、問題によっては余計なヒントがあることです。
▼同じ数に分ける問題。黄色枠にまずシールを貼ってから回答します。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”tail” balloon_shadow=”true” font_color=”#ffffff” bg_color=”#e65687″]シールいらなくない…?[/word_balloon]
が夫と私の感想。
条件に合うものを探す問題も同じです。
「めがねをかけて、椅子に座っていて、水玉のリボンをつけている人に〇をつけよう」でまず解いてもらって、わからなければヒントを出すのがいいと思いますが、
あらかじめ、ひとつひとつステップが用意されているのが特徴です。
夫も私も、「こどもちゃれんじはヒントが多いね~」という感想ですが、
逆を言えば、
どんなお子さんも確実に解けて、「できる」「できた」という自信をもってもらうことが狙いなのだと思います。
●勉強につまずいているお子さん
●勉強きらいになってしまったお子さん
●勉強が苦手なお子さん
にとっては、はじめのハードルが低く、自信をつけられるという点で、
公文式よりこどもちゃれんじがおすすめです。
息子はこどもちゃれんじが大好きですし、張り切って取り組んでいます。
付録のDVDを見ただけで市販ドリルに取り組み始めるほどなので、やる気に火をつける効果があるのは確かです。
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親の関わりが大前提の公文式
公文式は、
●親の関わりが成否を決める
●学習習慣がつく
●徹底した反復練習
●1日5~10枚のプリント量
●通学は週2日(1回15~30分)
というように、こどもちゃれんじよりも学習時間、ボリュームともにはるかに多いです。
こどもちゃれんじと大きく異なるのは、親の関わりが成否を決める点です。
公文式は通学式ですが、通学2日家庭学習5日と、家庭学習がメインです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]こどもちゃれんじは教材を子どもに渡せば勝手に取り組んでくれますが、公文はそんなことはまず期待できません![/word_balloon]
教室でやるプリントを、家庭でも毎日こなします。
公文式のプリントはこどもちゃれんじよりシンプル。
これをこなせば、確実にステップアップでき、力がつくのは確かですが、
●入会する目的を明確にする
●反復練習がかなり多いので、親が子どもをしっかりサポート
これが、継続できるかのポイントです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]ひらがなや数字にまだ興味をもってくれないお子さんの最初の選択肢には、おすすめしません。[/word_balloon]
というのも、反復練習の量が半端なく多いからです。
たし算に入るまでの6ヵ月間で息子が取り組んだプリントがこちら。
上記プリントにたし算は一切含まれていません。すべて数字を読む・なぞる・書くプリントです。
大量の書き練習のあとに待っていたのは、スモールステップのたし算問題。
1種類のプリントを3回やるのが基本ですので、たし算だけで20000問やります。
▼「たす1」問題だけで約2500問です。
現在も通っていますが、スモールステップなうえに大量の反復練習で、どうなんだろう?と思うことはあります。
ただ、計算力がつくのは間違いありません。
批判の多い公文式ですが、
- 東大生の3人に1人が公文式をやっていた
- 東大医学生の2人に1人が公文式をやっていた
という実績があるように、公文式で身につく学習習慣、自学自習の姿勢、やればできるという自信、継続する力は、勉強面に限らず、大きな自信となります。
詳しくはこちらに書いてあります。
何歳から始めるのがいいのか?について、わが家の経験ベースで感じたことはこちらに書いています。
公文式のデメリット
デメリット①親の負担が大きい
いちばんのデメリットは親の負担。
さきほどと同じですが、たし算に入るまでの6ヵ月分のプリント量がこれ(算数のみです)。
子どもが継続してプリントに取り組めるよう親の関わりが欠かせません。
継続するコツは、毎日の習慣にすることと、子どもと約束してスタートすること。
わが家では、保育園へ行く前に勉強するというルールを設けました。
●公文のプリントをやったら保育園へ
コロナウイルスで公文も保育園もお休みの今は、
●朝食を食べたら公文のプリントをやる
とルールを決めています。
コロナで公文お休みが2ヵ月続き、子どもがしんどくなってきたときは、プリントに子どもが喜ぶイラストを描いてなんとか乗り切りました(ご褒美は使っていません)。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]今後も休校の可能性があることを考えると、
ワーママで子どもが複数いるご家庭では、正直なところ負担がかなり大きいと思います💦[/word_balloon]
ご参考に、毎日の学習習慣のためにやったことはこちらの記事に書いてあります。
この方法で、コロナ休園中もふくめ、半年以上、毎朝の勉強を継続できています。
小学校入学までに、毎日学習する習慣をつけることが大切なことは、『5歳から始める最高の中学受験』で知りました(本の感想はこちらから)。
デメリット②限られた教科のみ
公文で幼児が学べるのは、算数・国語・英語だけ。
1教科で1日にやるプリントは5枚~10枚ですので、教科が増えると子供の負担が増します。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]小学校入学までに、自分のことを自分でできるような自立するサポートもしっかりやっておきたい方は、こどもちゃれんじの方がおすすめです。[/word_balloon]
デメリット③1を聞いて10を知る子には合わない
公文は先取り学習で、確実にレベルアップしていくことで自信がつく・成績がアップする効果がある一方で、
●先に進む達成感によって、解き方を覚える勉強法を変えられなくなる
●もともと考えることが好きな子・得意な子には合わない
というデメリットがあります(詳しくはこちらに書いています)。
教材がスモールステップで、どんな子供でもやればできる!を達成させるのが狙いですので、
✅自分で考えるのが好き
✅どんどん先へ進みたい
このようなお子さんにはあまりおすすめしません。
足し算・引き算ができるようになっても、決められた量をこなさないと、先へ進ませてくれません💦
ぐんぐん先取りしたい方は、算数の場合は先取りできるRISU算数の方がいいと思います。
【結論】こどもちゃれんじと公文 4歳5歳はどちらがいいの?
こどもちゃれんじ、公文、それぞれ全く違う教材ということはわかったけど、
じゃあ、うちの子に合うのはどっちだろう?
目的別にどちらがベストかわかるようにまとめました。
●毎日の学習習慣をつけたい
●中学受験をする ●暗算力を鍛えたい ●運筆力を鍛えたい ●親が全力でサポートする覚悟ができている |
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●学習習慣をつけたい
●自分から勉強する子になってほしい ●幼児期はわくわくや好奇心を大事にしたい ●入学準備をバランスよくしたい ●自立をサポートしてほしい ●いろいろなことに興味をもってほしい |
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中学受験するなら公文
どちらも学習習慣をつけられますが、公文の方が負担はずっと大きいです。
ですが、幼児~低学年からしっかり取り組むことで、中学受験に役立つのは間違いありません。
ただし、
公文に通わせれば、ひらがなを覚えられて、本も読めると思ったのに、なかなかプリントに取り組んでくれない3歳の子どもを叱る日々がつづき、最終的に子どもがひらがなを見るのも嫌がるようになってしまった
という公文の失敗談も耳にします。
公文式を活用する場合は、逆効果にならないように事前に通う目的や身につけたいことを明確にして、親が覚悟を決めることが必要です。
公文式を徹底取材したおすすめ本や、公文式のメリット・デメリットはこちらで詳しく紹介しています。
勉強を楽しんでもらう・自信をつけてもらうならこどもちゃれんじ
こどもちゃれんじは勉強に向かわせる動機づけ、子どもをワクワクさせる点でとてもよくできています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”scream” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]付録のDVDはいらない![/word_balloon]
という方もいますし、わたしも
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]まったく余計なものつけて・・・[/word_balloon]
と思っていたのですが、
息子はこのDVDを見ると、毎回勉強をはじめます。
ほんとうに「がんばりたい」「かっこいい小学1年生になりたい」と思っているみたいなのです。
また、ときどきこういった理科の興味を引き出す付録が届くのも大きな魅力です。
こどもちゃれんじが貴重な思い出になるという方の気持ちも、受講した今ならよくわかります。
付録のおかげで子どもが勝手に勉強するのは確かですが、
子どもにお任せするのではなく、はじめのうちは親が横で一緒に取り組んで、声かけしてあげると学びがより深まります。
楽しみながら取り組む子どもの姿勢にもっと応援したくなると思います。
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まずは体験教材でお子さんの反応を見てあげてください。
年長さんだとこのような教材を無料でもらえます。
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