【体験記】子供とダンゴムシを飼育したら、母親がはまってしまった
子供に大人気のダンゴムシ。
公園でも簡単に見つけられるので、気軽に飼育を始められる虫ですよね。
しかし、
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”scream” balloon_shadow=”true”]ダンゴムシなんて大嫌い!見たくもない![/word_balloon]
というお母さん、いませんか?
わたしもそうだったのですが、、、
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]なんと、いやいやダンゴムシを飼ったら、
ダンゴムシの魅力にはまってしまいました![/word_balloon]
今回のブログ記事では、
●ダンゴムシの飼育方法
●ダンゴムシを飼ってからの発見・実験結果
●ダンゴムシの結婚事情
●ダンゴムシの赤ちゃん
●ダンゴムシの脱皮
など、3ヵ月にわたるダンゴムシとの生活で
気づいたこと・可愛かったことをお伝えします。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]ダンゴムシが嫌いな方に、少しでも魅力が伝わると嬉しいです。[/word_balloon]
目次
子供とダンゴムシを飼育してみた
ある日、子供がダンゴムシを飼いたいといいました。
正直、ぞぞぞ。
ダンゴムシなんて、触りたくも、見たくもない!!
と思いましたが・・・・
子供が飼ってみたいというので、家族みんなで公園へ。
ダンゴムシを見つけやすい場所
雨の日やその翌日、じめじめした日だと、
木の幹を上り下りするダンゴムシを簡単に見つけられます。
晴れの日には木の根元を観察してみてください。
せっせと動くダンゴムシが見つかるはずです。
うちは、雨が降っている日、晴れの日と天気の異なる日に捕まえにいったことがあります。
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雨が降っている日には木の根元にうじゃうじゃいますが、
晴れの日では見つけづらかったので、雨の日・じめじめした日がおすすめです。
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ダンゴムシの飼育方法・用意したもの
用意するのは飼育ケースだけでOKです。
カブトムシなどを飼育する100円ショップにあるもので大丈夫です。
空気が出入りできるように、穴があいているものを選びましょう。
ケースさえあれば、公園でダンゴムシがいた場所の土、小石、枯れ葉があればOKです。
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ダンゴムシが食べるものは枯れ葉があれば大丈夫ですが、
せっかくの機会なので、どんなものを好むかいろいろ実験してみました。
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1つ注意点は、ダンゴムシはお腹が弱いと聞きましたので、
水をスプレーするときは直接ふりかからないように、飼育ケースの壁に吹きかけて、水が流れ落ちるようにしました。
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ダンゴムシは飼育ケースの壁をのぼれませんので、
蓋をしなくても大丈夫ですが、
万が一、倒れてしまったときに備えて蓋をしておくのがおすすめです。
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ダンゴムシは何がお好き?実験してみた
本によると、ダンゴムシは何でも食べるようです。
枯れ葉だけでも問題ありませんが、せっかくなので、
リンゴの皮やブロッコリーの葉っぱ、キュウリ、トマトなどいろいろ試してみました。
ダンゴムシの食いつき方や、翌日の葉っぱの減り具合で、どんなものが好きかわかりますよ。
リンゴの皮に群がるダンゴムシ
見てください!この群がりを!
ダンゴムシにリンゴの皮は大人気でした。
リンゴの裏側にぶらさがって食べるダンゴムシもいます。
ブロッコリーの葉に目がないダンゴムシ
栽培中のブロッコリーの葉っぱもダンゴムシに大好評でした。
これはブロッコリーの葉っぱに飛びつくダンゴムシをとらえた貴重な1枚▼
葉っぱをかむたびに、葉がかすかにゆれて、勢いよく食べているのがわかりました。
前日にブロッコリーの葉を1枚入れておくと、翌日には半分以上なくなっていることも。
1度に飼育していたダンゴムシは5匹程度でしたので、
小さい身体なのに食欲旺盛なんだなと思いましたね。
きゅうりも嬉しいダンゴムシ
きゅうりも大好物でした。
人が近くにいるときは警戒してでてきませんが、
朝起きてきて、こっそり覗くと、きゅうりの上に乗っかり食べている現場をよく目撃しました。
ダンゴムシにだって嫌いなものはある
いんげんも食べるだろうか?と思い、1本まるごと入れてみましたが、見向きもせず。
やっぱりブロッコリーの葉っぱが気に入ったようでした。
ミニトマトも丸ごといれてみました。
一晩たっても見向きもせず。丸ごとは豪快すぎたかもしれません💦
実験結果による、ダンゴムシの好きなものランキング結果は、
1位:ブロッコリーの葉っぱ
2位:りんごの皮
3位:きゅうり
でした。
この頃からわたしは、
ダンゴムシではなく、
ダンゴちゃん
と呼ぶようになり、息子(5歳)が嫉妬し始めました(息子はやきもちやき)。
ダンゴムシが脱皮すると何をする?
ある日、ダンゴムシが脱皮しました。
上の写真で、ダンゴムシが加えている白いものが、脱皮した皮です。
これは感動しました。
この皮には栄養があるようで、ダンゴムシは脱皮した皮を食べるんですよ。
脱皮を繰り返して、ダンゴムシは大きくなっていきます。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]まず前半分を脱皮して、しばらくすると、後半分を脱皮します。[/word_balloon]
ダンゴムシが結婚…そしてたくさんの子供たちが誕生
飼育ケースにはダンゴムシが5匹。
オスとメスがいました。
見分け方は、模様がついているのがメス、模様なしがオスです。
メス▼
オス▼
リンゴの皮の左側・手前にいるのがオス、右側にいるのがメスです。
オスは背中に模様がなく、光沢がありますよね。
そして、ついにダンゴムシが結婚、たくさんの子供たちが生まれました。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]本では赤ちゃんを見たことありましたが、本物のダンゴムシベイビーを見られるなんて…!と発見したときは興奮しました。[/word_balloon]
誕生したダンゴムシの赤ちゃんたち
ダンゴムシは赤ちゃんのうちは白いです。
赤ちゃん同士でよく集まっていました。
全部で何匹かわかりませんでしたが、おそらく30匹くらい生まれたと思われます。
日中は隠れていることが多いのですが、早朝に起きてきたときなど、
集団で動いている赤ちゃんを見かけることがありました。
人が近くにいない時間帯に、安心して表面に顔を出しているようです。
飼育していた期間は約3ヶ月ほど。
息子は最初は夢中でしたが、少しずつ飽きていったようでした。
一方、
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”scream” balloon_shadow=”true”]こんなおぞましいもの、見たくない![/word_balloon]
と思っていた私はすっかりダンゴムシに夢中になり、
ケースの前を通りかかるたびに、つい10分近く眺め続けてしまうのでした。
息子が興味あるかどうかはもはやどうでもよくなり、
ダンゴムシの赤ちゃんが大きくなっていく様子が見られるなぁと
(子供よりも)私がわくわくする日々が続いていましたが、ある日悲劇が起こります。
突然の別れ
ある日、動いていない赤ちゃんを見つけました。
周りを見ると、ほかにも死んでしまったダンゴムシの赤ちゃんが‥‥。
原因はわからないのですが、ケースの中の赤ちゃんのほとんどが死んでしまったのです。
ケースの土の下の方を見ると、大人のダンゴムシも死んでいるものがいました。
これまで3回だんごむしを飼育しましたが、
毎回、ある時突然の死がやってきます。
死因はいつもわかりませんでした。
ダンゴムシを近くの公園で埋葬し、お別れをしました。
ダンゴムシが愛しくなるおすすめ本
買ってよかったダンゴムシの本をご紹介します。
どれもダンゴムシへの愛がつまった1冊で、
ダンゴムシの赤ちゃんや、特徴までディテールがよくわかります。
息子はこれらの本を見ながらうっとりしていました。
2回目の飼育で死んでしまった後も、これらの本を読むと、
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]またダンゴムシ飼いたい![/word_balloon]
と興味が復活するようでした。
▼この本は世界中のダンゴムシを集めた貴重な1冊です。
ダンゴムシの絵本もあります。
虫にはほとんど興味を示さない息子が、唯一、飼育したいと言ったのがダンゴムシでした。
※ダンゴムシは昆虫ではありません。
息子が飼いたいと言わなければ、
今後もずっと「おぞましいもの」だったダンゴムシ。
実はまだ触ることはできないのですが、可愛いと思える存在になりました。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]息子のおかげで、ダンゴムシの興味深い生態を間近で観察しながら知ることができましたので、息子に感謝です。[/word_balloon]
ぜひお子さんと飼育してみてくださいね。
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