あなたは解ける?小学校入試の図形分割問題に挑戦
こんにちは、あゆみです。
突然ですが、次の特徴にあてはまる方、多いのではないでしょうか。
●答えを暗記して受験を乗り切った
●たった20秒でも、答えを見ずに考えることができない
わたしがまさしくそうです。
わたしは大人になるまでの、自分の勉強方法をとても後悔しています。
おそろしいほど、「考える」ことをしていませんでした。
現在、読んでいるこの本で、深いショックを味わっています。
今回は、この本にも載っている、小学校入試問題をご紹介します。
私は解けませんでした。薬学部を出ても、このありさまです。
こんな方に向けて書いています
・子供には、自分で問いを立てて、考える子になってほしいと思っている人
・小学校受験をただの受験でなく、子供の成長につなげたい人
・受験を暗記で乗り切ってきた人
少しでも当てはまる方、ぜひ問題を解いてみてください。
目次
あなたは解ける?小学校入試の図形分割問題に挑戦
問題(小学校入試過去問)
下の図形を4つの合同な図形に切り分けてください。
これは以前、小学校入試に出題された問題のようです。
わたしは解けませんでした。
2分ほど、紙に書いて考えてみてください。
立体ブロックで思考を分解してみる
ではここから解説&解答です。
答えを早く知りたいからと、スクロールを急がないでくださいね。
考えやすいように立体ブロックを3Dプリントしてみました。
まず、完成形の図形を12分割したパーツを用意します。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]「合同な4つの図形に切り分ける」のが目的のため、完成形を3分割し、さらに4分割しました。[/word_balloon]
こうして12分割のパーツを用意します。
完成形と同じ配置にします。
全部で12ピースから構成されるので、4つの合同な図形に分割するためには、12÷4で、1つが3ピースから構成される図形4つに分割すればいいですよね。
3ピースの組み合わせは2通りあります。それぞれ用意してあげると、子供が考えるのに◎。
下記8ピースのいずれか4つを使うことになりますね。
こんな風に2種類のピースが十分にあれば、お子さんが試行錯誤するのに役立ちます。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]
▲上の写真で、左の「L字型」ピースを4つ使います。[/word_balloon]
▼答えはこれ▼
Twitter上で、これをアレンジした問題を出してみたところ、何人かの方が熱心に取り組んでくれました(^^)
Twitterで出した問題
下の写真で、右の図形を組み合わせて、左と同じものを作ってください。
▼Twitter写真の図形は、高さ設定を間違えていました。正しく設定したのが上👆の写真です。
雑な回答ですが、こんな感じでどうでしょうか?? pic.twitter.com/FoXSO8yScY
— とあるひよこ@なかや (@hiyoco_pypy) November 15, 2019
こういう事ですね…考えさせられたー! pic.twitter.com/T4F9Mmp9rB
— chantake (@chantake3456) November 15, 2019
同じ問題を5歳の息子にも取り組んでもらったところ、できませんでした。
小学校受験で、試験官に図形を渡されて、目の前で組み合わせる、なんて問題がでてもおかしくないですね。
図形ブロックの作り方
今回の図形ブロックは3Dプリンタで作りました。
完成形のL字型ブロックは、30分ほどでプリントできます。
もっと大きくプリントすることも可能です。
3Dプリント中の様子はこちら(20秒)。
動画では間近で撮影しているのでうるさく感じるかもしれませんが、騒音はありません。(Adventurer3という3Dプリンタを使っています)。
早朝に3Dプリントしても家族・近隣に迷惑はかからないので、我が家では早朝5時から3Dプリンタが動いています。
3Dプリンタは年々安くなっており、現在では2万円未満で買えるものもあります。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]図形を使った空間認識が苦手なお子さんには、3Dプリンタでキューブを手軽に作ってあげるのもおすすめです。[/word_balloon]
わたしは初期の頃、自分に合わない3Dプリンタを選んでしまい、10万円ほど余計に費やしました。
以下の記事を読むだけで、わたしのような失敗は避けられるはずです。
★初心者におすすめ4選とマインドセット
【子供と遊ぶ】家庭用3Dプリンタの初期費用とランニング費用はどれくらい?【おすすめ4つを厳選】
★わたしの失敗談を詳しく知りたい方はこちら
【家庭用3Dプリンタの失敗しない選び方】初心者が注意すべき4つのポイント(3台購入した経験から)
★3Dプリンタの始め方ガイド
今回の図形分割問題は、こちらの本に載っています。
中学入試レベルの算数問題ですが、自分がいかに考える癖がないか、思い知らされる本です。
少しは脳トレになったでしょうか?
今後もかた~い脳をほぐしていきます。
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