【無料】家庭でできるプログラミング教育の準備【3ステップ】
2020年度から小学校でプログラミング教育がはじまるけど、家庭でどんな準備をすればいいだろう?
プログラミング教育に苦手意識があって、どこから手をつけていいやら・・・
今回の記事は、こんなお悩みをもつ方に向けて書いています。
小さいお子さんをお持ちの親御さんであれば、数えきれないくらい耳にするのが、
ですよね。
わたしも知ってはいましたが、あまり興味がわかず、子供が5歳になるまでスルーしていました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]
きっかけは、子供がプログラミングを体験し、スクールに通い始めたことでした。
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子供がプログラミング教室に通い始めて、授業のない日も家で取り組む様子を見ているうちに、わたしも興味がむくむくとわいてきて、、、とうとう自分もプログラミング学習をするほどになりました。
今回は、プログラミングスクールに通う子供の母・学習者の2つの視点から、家庭でできるプログラミング教育の準備についてご紹介します。
準備といっても、この記事を読んで無料でできることばかりです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]はやめに知って体験しておくと、あとで慌てずにすむと思います。
ぜひ参考にしてみてください。[/word_balloon]
目次
家庭でできるプログラミング教育の準備【3ステップ】
お金をかけず、家庭でできる準備は次の3ステップです。
- 小学校でのプログラミング教育について知る
- プログラミングソフトを触ってみる【無料】
- プログラミングを体験してみる【無料】
ちなみに我が家は、
プログラミング教育について知る
↓
プログラミングを体験する
↓
ほかのプログラミングソフトを触ってみる
の流れでした。
体験することで、理解・興味ともにアップしました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]まず、小学校のプログラミング教育の概要について、ざっくり見ていきましょう。[/word_balloon]
小学校でのプログラミング教育について知る
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]小学校ではじまるプログラミング教育って何?さくっと知りたい!という方は、
次の3点をまずおさえておきましょう。[/word_balloon]
①プログラミング教育≠言語の勉強ではない
②プログラミング教育の目的はプログラミング的思考
③プログラミング教育は教科の学びを助ける!
ちなみに、プログラミングという独立した科目・教科ができるわけではありません。
1つずつみていきますね。
①プログラミング教育≠言語の勉強ではない
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得することが目的ではありません。[/word_balloon]
には次のように明記されています。
プログラミングに取り組むことを通じて、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりするといったことは考えられますが、それ自体をねらいとしているのではないということを、まずは押さえておいてください。
プログラミング言語の使い方を覚えることが目的ではなく、プログラミング的思考を身につけるのが狙いです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]プログラミング的思考はよく耳にしますね。
プログラミング的思考とは何でしょうか?[/word_balloon]
②プログラミング教育の目的はプログラミング的思考
プログラミング的思考とは、段取り力のこと。
プログラミング的思考は次のように定義されています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]これではわかりづらいですよね💦
身近な例を使ってわかりやすく解説しますね。[/word_balloon]
たとえば、「目玉焼きを作る」という行動を考えてみます。
「目玉焼きを作る」は次のような工程に分解できますよね。
これが定義でかかれている「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり」が意味することです。
つまり、意図する活動を小さく分解することです。
さらに、それぞれの工程を手順通りに並べてようやく、意図した活動が成立しますよね。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]まさに段取り力ですね![/word_balloon]
ただ、このままではコンピュータには伝わりません。
「目玉焼きを作る」という命令はコンピュータに用意されていないため、コンピュータが理解できる命令を使って、伝えてあげる必要があります。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]日本語がわからないアメリカ人に、英語で話しかけるのと一緒です。[/word_balloon]
これが定義に書かれた「動きに対応した記号」です。
つまり、コンピュータが理解できる記号(命令語)です。
さらに、分解した行動をどの順序でどう組み合わせればより正確に命令を伝えることができるか、命令の組合せ・順序を改善することも必要です。
このようにゴールから逆算して論理的に考える力を、プログラミング的思考といいます。
③プログラミング教育は教科の学びを深める!
【プログラミング×教科】といった、教科にプログラミングを組み合わせる授業もおこなわれます。
学習指導要領には、算数・理科の次の単元でプログラミングの実施が規定されています。
小学5年の算数(正多角形)
小学6年の理科(電気)
このほかにも多様な教科・学年・単元でプログラミングを取り入れてよい、とされています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]各教科にプログラミングを取り入れるメリットは、学びの理解度がより深まることです。[/word_balloon]
たとえば、プログラミングによる正多角形の作図では、次の性質や意味を理解しないとプログラムできません。
●辺の長さがすべて等しい
●角の大きさが全て等しい
●円と内接する
●中心角の大きさがすべて等しい
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]教科にプログラミングを融合させることで、学びがより深まります。[/word_balloon]
学びの理解を深める教科への導入事例として、この本にはつくば市小学校でのプログラミング事例がたくさん紹介されています。
さあ、小学校のプログラミング教育についてざっくり理解したら、次はプログラミングをやってみましょう!
プログラミングソフトを体験してみる【無料】
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百聞は一見に如かず。
まずはプログラミングを体験してみましょう。
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ここでは先にプログラミングソフトを紹介していますが、我が家のように、プログラミング教室で体験してからでもOKです。
小学生におすすめのプログラミングソフトはこちら。すべて無料で使えます。
ビジュアルプログラミング言語 | おすすめの年齢 |
Scratch(スクラッチ) | 小学生 |
Viscuit(ビスケット) | 4歳から |
Studino(スタディーノ) | 5歳から ※ロボットと連動して使う |
Scratch(スクラッチ)
スクラッチは、マサチューセッツ工科大学が開発した子供向けビジュアルプログラミング言語です。
ビジュアルプログラミング言語とは?
テキストではなく、視覚的にわかりやすいオブジェクトでプログラミングする言語をいいます。
命令が書かれたブロックをドラッグ&ドロップすることでプログラムを組めるので、小学生でも使いやすいソフトです。
スクラッチは登録すればダウンロードせずに使えます。世界中にユーザーがいるので、ほかの人の作品を見たり、自分の作品を公開したりできます。
使い方の解説本がたくさんでていますので、親子で取り組みやすいです。
親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑 【Scratch 3.0対応版】 (まなびのずかん)
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Viscuit(ビスケット)
ビスケットはお絵かき感覚で、単純なプログラムからとても複雑なプログラムまで作ることができるビジュアルプログラミング言語です。
スクラッチと違い、ブロックは使いません。「学ぶ」より「遊ぶ」に近い感覚です。
メガネの使い方を工夫すると、いろいろな動きを作り出せます。
スマホ・タブレット・PCへダウンロードしたり、ブラウザでそのまま使用したりできます。
Stuadino(スタディーノ)
スタディーノは教育大手のアーテックが開発した言語です。
スクラッチをベースに作られているので使い方は似ていますが、ロボットと組み合わせて使用するプログラミング言語です。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]ロボットに興味のあるお子さんは、スタディーノを使ったロボットプログラミングがおすすめです。[/word_balloon]
幼児向けと、小学生向けの2つのタイプがあります。
幼児向けのアイコンタイプは非常にシンプル。専用のスタディーノ基板と接続すれば、幼児でもロボットプログラミングができます。
小学3年生以上を対象としたブロックタイプは、スクラッチととても似ています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]スタディーノによるロボットプログラミングを無料で体験する裏技は、後ほどご紹介します。[/word_balloon]
プログラミングを体験してみる【無料】
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]わが家は最初、どこから手をつけていいかわからなかったので、民間のプログラミングスクールの体験授業に参加しました。[/word_balloon]
振りかえってみると、親子で体験してみるのが、いちばんわかりやすい方法でした。
プログラミングスクールの体験授業に参加してから、家庭でのプログラミング学習もスピードアップしました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]
家庭で何からしていいか不安に感じたり、ゼロからScratchなどのソフトをいじるのに抵抗がある人もいますよね。
体験レッスンだと、プロの先生が教えてくれるので、お任せできるので安心ですし、プログラミング教育がどんなものか、親も勉強できます。
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無料体験を実施している子供向けプログラミング教室
全国展開している教室もありますので、公式サイトからお近くの教室を調べてみてください。
スクール名 | 対象年齢 | 地域 | 内容 |
自考力キッズ
息子が通っている教室 |
5歳~8歳 | 全国に展開 | ロボットプログラミング |
テックキッズスクール | 小学1年から6年 | 体験は渋谷のみ | プログラミング(Scratch) |
KOOVプログラミング教室 | 小学1年生から | 全国に展開 | ロボットプログラミング |
Artecエジソンアカデミー | 小学3年から(2年でも可) | 全国に展開 | ロボットプログラミング |
ヒューマンアカデミーのロボットプログラミング教室 | 小学3年から | 全国に展開 | ロボットプログラミング |
LITALICOワンダー | 5歳から | 東京・神奈川・埼玉のみ | ロボットプログラミング
プログラミング(Scratch、他) |
スクールの詳細はこちらから⇒【失敗しない選び方】子供ロボット・プログラミング教室おすすめ6選【無料体験あり】
わたしのおすすめを書いておくと、
就学前のお子さん⇒自考力キッズ (就学前からプログラミングができる)
女の子⇒KOOVプログラミング教室 (透明・カラフルなブロックで生徒の半分が女子)
ゲームに興味がある⇒テックキッズスクール(生徒の作品レベルが高い)
ロボット大好き⇒Artecエジソンアカデミー (ロボット工学のベースに)
就学前のお子さんでしたら早くからプログラミングを体験できる自考力キッズがおすすめです。
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ブロックを組み立ててロボットを作り、スタディーノでプログラミングして動かします。
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5歳から通い始めて、いまでは授業のない日も「プログラミングやる~」と、自宅でロボットプログラミングを楽しんでいます。
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体験談はこちらから⇓
通わずにオンラインで体験したい!という方には
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]忙しくて通うのは大変!
引っ越しが多いから教室を変えたくない!
そんな方には、自宅で完結できるオンラインスクール・通信講座がおすすめです。[/word_balloon]
こちらの記事では、無料で体験できる講座を紹介していますので、参考にしてみてください。
わたしは当初、プログラミング教育は小学校に入ってから、学校におまかせでいいと思っていました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”true” avatar_shadow=”true” balloon_shadow=”true”]しかし、いろいろ本を読むうちに、2020年度に導入されるといっても、独立した科目でなく、カリキュラムや進め方は現場に任されていることを知り、スクールを中心に早めに進めた方がいいと思うにいたりました。[/word_balloon]
いちど体験しておくと、プログラミング教育がどんなものかイメージしやすくなり、あわてなくてすみますよね。
無料で体験できる教室ばかりですので、いちど試してみてください。
おすすめのスクール一覧
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