徹底比較|うちがRISU算数より公文算数を選んだ理由
算数を得意にするなら、公文とRISU算数どちらがいいのでしょうか?
うちは、公文算数・RISU算数を体験し、公文を選びました。
理由は、RISU算数には知られていない重要なデメリットがあり、それは私が算数教育で一番重視するものだったから。
だから併用もしません。
公文もRISUも算数を先取りできますが、「先取り」の意味合いは大きく違います。
わたしの結論は、
算数すべてをそつなく得意にするなら、RISU算数の一択。
暗算力を潜在意識レベルで得意にするなら、公文算数。
公文を5歳(年中)から受講してわかったのは、
公文算数の先取りには誤解があることです。
公文算数について正しくない理解で始めてしまうと、
子供が算数嫌いになってしまったり、遠回りになってしまうおそれがあります。
この記事では、息子が年中から公文算数をはじめて1年半たった経験をもとに、
受講者にしかわからないリアルな公文経験談をまじえながら、
公文算数とRISU算数を比較しています。
この記事でわかること▼
●公文算数とRISU算数の決定的な違い
●お子さんには公文算数・RISU算数どちらがベストか?
●難関校を狙うなら知っておきたいRISU算数の知られざるデメリット
●ほかでは聞けない公文のリアルな話(具体的なプリント・ボリューム)
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]
わたしの周りでは、公文をはじめた子の9割が3ヵ月たたずにやめています。公文は世界で認知されている一方で、継続するのが難しい幼児教材です。[/word_balloon]
他サイトにはない公文のリアルな話をかなり詳しく書いていますので、
教材選びでの失敗を避けるためにきっと参考になるはずです。
目次
【RISU算数と公文の比較】先取りに関する3つの誤解
RISU算数と公文の共通点は、
これは疑いようのない事実です。
ですが、「先取り」できるからという理由で、公文を軽い気持ちで始めるのはおすすめしません。
まず、RISU算数と公文の違いをこちらにまとめました。
公文算数 | RISU算数 | |
通学か通信か | 通学(週2日) 家庭学習(週5日) |
タブレット通信 |
媒体 | 紙 | 専用タブレット |
内容 | 計算問題のみ(文章題も少し) | 計算・図形・単位など算数全てをカバー |
ボリューム | 間違いなく教材では最多ボリューム | ほどほど |
料金 | 7,150円(地域による) | 約5000円(詳細は後述) ※タブレット代は無料 幼児向けは月額2,728円のみ |
特徴 | 進度はスモールステップ
単調 やれば確実に計算力がつく 進度は先生が決定 「教えない」が基本 |
反復練習をベースに難問もまぜて退屈させない
進度はAIが決定 東大生の解説動画つき 考える力がつく |
難易度 |
普通 |
高め |
継続のしやすさ |
△ 親のサポートが不可欠・負担大 |
◎ 親が忙しくても継続可能 |
この表だけで違いはわかると思いますが、単純な比較では読みとれない大きな違いは、
意欲的にどんどん進めるのはRISU算数
しつこいほどの反復練習をしないといけないのは公文
イメージとしては、公文は超えなければならない山が高いです。
くもん山の中身を分解すると、公文の先取りに関する3つの誤解があります。
●しつこすぎる反復練習
●小刻みすぎる進度
●熱心な公文教室運営者の先生
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]これはわが家が日々、直面している壁です。。。[/word_balloon]
これらをすべて乗り越えると、
●計算力敵なし
●小4からの中学受験対策が加速
●自信がつく
●やりとげたという達成感
など、パラダイスが待っているのは確か。
実際に、息子は年中の1月から公文算数を始め、
小1の今、3桁のたし算、ひき算、2桁×1桁から4桁×1桁のかけ算を暗算するなど、
一時的に苦しい坂はありましたが、計算力がぐんと伸びました。
ただし、始める前に公文先取りに関する誤解や弊害はよ~~く知っておいた方が絶対いいです。
公文の全体像は公式サイトではわかりづらく、公文経験者でないとわからないことが多いです。
私も事前に研究してから受講しましたが、
進度がゆっくりなこと・しつこいほどの反復練習は予想をはるかに超えていました。
これからお話する公文のリアルな話は、ほかのサイトではあまり書かれていませんので、ぜひ参考にしてください。
公文のリアル|これだけは知ってください
先取りに関する誤解①スタート時の教材レベル
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]わが家は息子が年中のときに公文算数を始めました。[/word_balloon]
RISU算数も公文も、はじめに実力テストがあります。
息子(5歳)は公文の実力テストを受けた時に、数字はある程度書けていました。
しかし、息子は数字を読むプリントからスタートとなりました。
実力テストのレベルより2ヵ月~半年ほどさかのぼって始めさせるのが公文の特徴です。
これは6ヵ月でこなした公文算数のプリントです。
すべて数字を読む・なぞる・書くプリントです。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]上記プリントにたし算はいっさい含まれていません![/word_balloon]
数字をある程度書ける子にも、はじめは線をなぞる・点をつなぐ・数字を書く練習を徹底してやらせます。
このように、公文はその子のレベルから始めるものではなく、
2ヵ月~半年ほどさかのぼってスタートして、その子が確実についていけるようにします。
そのため、次のような悲劇が考えられます。
小学校入学を控えていて、足し算が少しできる子が秋に公文をはじめようとした場合。
先生が運筆力が足りないと判断すれば、すでにできるたし算からではなく、
数字を書くプリントからスタートさせる可能性があります。
すると、その子がその後4、5か月にわたってやるのは、大量の「書くプリント」となる可能性があります。
ちなみに、数字を書くプリントは全部で27種類。
同じプリントを3回やるのが基本ですので、たし算に入るまでにやる量は800枚になります。
これでは入学前までに先取りしたかったことは終わらないどころか、
しつこいほどの書き練習によって、子どもの意欲が大きく低下するおそれさえあります。
息子の経験から、
公文算数は4歳(年中)の始めにスタートするのがいいと思います。
息子は年中の1月からスタートしました。
算数をかじるもっと前に始めさせてあげればよかったと後悔しています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]易しすぎるレベルからスタートでも、教材をどんどんこなせば先取りできるでしょう?[/word_balloon]
と思う方もいると思います。
実はここに、もう1つの悩ましい問題があります。
先取りに関する誤解②公文の進度は超スロー
公文はがんばればどの子もできる!をモットーにしているため、進度は非常にゆっくりです。
教材を見ていただくとわかりやすいと思います。
これは足し算がはじまったばかりのステージの公文プリントです。
上記のような「たす1」プリントだけで180枚やります。
▶注意◀
※「たす2」ではなく「たす1」プリントだけで180枚です。
こちらのカリキュラムのとおり、公文の足し算プリントは51種類。
3Aや2Aなどの記号は、RISU算数の「ステージ」に該当します。
それぞれのプリントは1種類につき10枚。
1種類のプリントを3回やるのが基本ですので、足し算だけで51種類×10枚×3回=1500枚以上のプリントをこなします。
問題数に換算すると、たし算だけで20000問です。
ひき算はたし算より少なく、22種類。約600枚以上こなすことになります。
ひき算は8000問やります。
(※プリントが進むにつれて1枚の問題数は増えますが、ここでは少なく見積もっています)。
反対に、RISU算数でやるたし算はステージ約9個分。
1ステージは75~100の問題にわかれているので、ざっくり900問です。
▼反復練習の量の違いを比較▼
公文の足し算 | RISU算数のたし算 |
7000問
基本同じプリントを3回やるので20000問 |
900問 |
公文の進み方はRISU算数よりかなりゆっくりで、
圧倒的な量をこなさないと先へ進めないのがわかると思います。
このように、進み方が非常にスモールステップなのです。
▼このような「たす1」問題だけで約2500問やるわけです・・・・(反復練習含む)。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]受講している私も書いていてクラクラしてくる量です。。。[/word_balloon]
公文がここまで反復練習にこだわる理由は、
考えなくても、潜在意識レベルで計算を瞬時に解けるようにするため、
頭の中の計算スピードに運筆力がついていけるようにするため
暗記させるのではなく、計算問題を確実に解けるレベルまでもっていくのが狙いです。
小学算数でつまずきのほとんどの原因が計算力にあるのは確かな事実です。
ただ、公文ははじめのころは進度がゆっくりすぎて、子供によっては「つまらない」「退屈」と意欲を失う可能性は十分考えられます。
息子も「つまらない」ということがよくありました。
わたしの周りで公文を始めたお子さんのほとんどは3ヵ月たたずに辞めています。
特に、「1を聞いて10を知る」タイプのお子さんにはおすすめしません。
こういう理由から、私も夫も息子の意欲をキープするのに苦労してきました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]では、先生に相談して、プリント量・反復練習の回数を減らしてもらえばいいんじゃない?[/word_balloon]
と思われますよね。
公文最大の壁は、熱心な先生といっても過言ではないのです。
先取りに関する誤解③熱心な先生が壁
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]進度は、フランチャイズ教室を運営している先生が決めます。[/word_balloon]
その先生が、反復練習2回でよしと言えば、同じプリントを2回やればOK。
先生が反復練習3回必要と考えたら、同じプリントを3回やらないと先へ進めません。
進度の決め方も、RISU算数と公文では大きく異なります。
公文の進度は先生が決めますが、
RISU算数の進度は本人の意欲+AIが決めます。
公文では、すでにできる問題であっても、決められた量をこなさないと前へ進めません。
これに対し、RISU算数ではその子のつまずきをAIがキャッチして、復習問題のときにつまずきやすい問題を多めに出題してくれます。
Risu算数を実際に体験してわかりましたが、最初の実力テストで正解が続くと、小1レベルでも割り算から4桁-4桁の足し算など、学年を超えた問題が次々に出てきました。
このように、公文はどの子にとっても画一的なカリキュラムですが、
RISU算数は個別のレベルにあわせてアレンジしてくれます。
さらに、ステージをクリアするごとに、次にどの単元を学ぶか?選べる選択肢が増えていきます。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]公文の融通がきかない点について「さすがにこれはどうなの?」と思い、同じプリントをやる回数を減らせないか先生に相談したことがあります。[/word_balloon]
答えはNO。
このように、教室の先生がスタート時のレベル・進度を決めるため、
どんなに先のプリントをやりたくても、与えられたプリントを反復してこなすしかありません。
息子はある程度数字を書けましたが、たし算に到達するまで数字を延々と書きました。
もういちど写真をお見せするとこれだけの量です。
「公文好き!やりたい!」と言っていた子供が、時にはげんなりしながらプリントに取り組むのを見るのは本当に辛かったです。
✅必要以上の反復練習をさせることは、はたしてよいのか?
✅Risuのように子供の意欲に応じてどんどん進める方が良いのではないか?
この疑問については、何度も考えてきました。
家庭でも息子の反応を見ながら、夫と定期的に話し合いをしていますが、
現在のわたしたちの考えは「公文を継続する」です。
柔軟性に欠ける公文式を継続する理由
決してベストな教材だとは思っていない公文式を継続する理由は3つあります。
●計算力をつけるため
計算力をもっともつけられるのは公文算数だと思っています。
現に、途中苦しいこともありましたが、年中冬から1年半で、4桁×1桁のような筆算を、繰り上がりを書かず頭の中で暗算できるようになりました。
公文算数ではワーキングメモリーを鍛えるために繰り上がり・繰り下がりは書かせません。
息子はこのおかげで、暗算力・計算力がすごくつきました。
Risuも体験しましたが、計算力・暗算力では間違いなく公文に軍配があがります。
計算問題ばかりなデメリット(公文算数にも文章問題はあります)は、
ロボット教室、キューブパズル、算数パズルなどで補っています。
図形カリキュラムのある珍しいロボット・プログラミング教室▼(通学中・5歳から)
また、小学校に入学してからは、理数系専門塾のエルカミノへ通い始めました。
エルカミノでは、試行錯誤する・手持ちの武器でとことん戦うをモットーに、積極的に算数パズルに取り組んでいます。
やりはじめると1~2時間集中しちゃう立体パズル▼図形を得意にするのに超おすすめ。
●やりとげたという達成感を味わわせてあげるため
東大生の3文の1が公文をやっていたことを徹底取材したこちらの本では、
公文のメリットとして、やりとげたという達成感や自学自習する習慣がついたという声が多く載せられています。
本の紹介はこちらに詳しく書いています▼
息子からも、前へ進める達成感ががんばろうという意欲につながっていることを感じます。
しかし、公文のプリントに毎日取り組むのは簡単ではありません。
継続のしやすさ・親の負担という点では、断然RISU算数の方が楽です。
比較の必要性がないほど、違います。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]毎日隣でサポートしてあげられる余裕がない方や、お子さんが3人いる方にとって、公文式はハードルが高いと思います。[/word_balloon]
うちはサポートする余裕がある方ですが、コロナウイルスで公文が自宅学習中は大変でした。
プリントに絵を描いたりあの手この手を使って(ご褒美は使わず)、励ましながらなんとか続けました。
公文の成否は保護者にあるのは経験から間違いのない事実だとわかります。
自宅学習期間中は本当に大変でしたが、子供の成長を感じられました。
もうすぐたし算になる!という時期は、
自分からプリントを出して取り組んでいたほどです。
[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]たし算が近づくのが嬉しかったんだよね。[/word_balloon]
疑問も多い公文式ですが、強制するのではなく辛抱づよく励ましていけば、
達成感を感じられるのは確かです。
反復が多くてしんどかった時期から1年、嫌がりつつ、ときどき「楽しい」と言いつつ、このレベルまで到達しました。
●公文には知られていないメリットがあるため
公文A教材(1年生レベル)のときは、親であるわたしが、やめるべきかかなり悩んでいました。
B教材(2年生レベル)に入ってから、公文の知られざるメリットに気づきました。
公文算数は、繰り上がり・繰り下がりを書かせないので、
強固な計算力・暗算力がつくことです(=ワーキングメモリーが強化される)。
この点は、賛否両論ありますが、
なぜ、繰り上がり・繰り下がりを書かせないことにメリットがあるのか、
こちらの記事で書いています。
公文は基本、スモールステップですが、小2レベルになるB教材から一気に傾斜が急になり、
挫折する子・進まない子が増えます。
息子もB教材で苦戦しましたが、B教材をクリアした今は、暗算力がかなり強化されました。
暗算力を鍛える点では、Risu算数は下記のように先に解法を教えてしまい、不必要に親切なのでうちは本契約しませんでした。
この点、公文はB教材からの負荷が増え、ヒントもないので、とたんに不親切になります。
息子には、ヒントが少ない公文算数の方が合っていると思いました。
教材の良しあしで比較すると、
計算に加えて、図形や単位など苦手な子が多い分野もカバーしている
RISU算数の方が総合的に優れていると正直思います。
ただ、公文をがんばることで、暗算力・運筆力がつくほかに「やりぬいた」「やればできる」など、気持ちの面でよい影響があるのは確かです。
わが家では、子供が「続ける」という限り、公文式をつづける予定ですし、
子供が意欲的に続けられるように、はげましていきます。
もちろん、公文にはデメリットもあります。
デメリットにどう対応するか?については、こちらの記事に書いています。
学年を超えてぐんぐん先取りできるRISU算数
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]公文算数についてはよくわかったから、RISU算数についてももっと教えてよ!という方向けにここからはRISU算数についてご紹介します。[/word_balloon]
RISU算数は2014年に登場した画期的な算数タブレット教材。
次のような特徴があります。
学年をこえた算数の先取りができる
苦手問題を忘れたころに復習
RISUだけで難関塾の模試全国1位になった子も
退屈防止のための変化球設定あり
読み上げ機能つきなのでひらがな・言葉の勉強にも(幼児向けのRISUきっず)
2014年誕生と歴史が浅いので、合格実績が少ないのは不安材料の1つですが、先取りレベルではナンバー1の教材です。
ハイレベルな算数タブレットといわれますが、じつは始める子の30%が「苦手意識」からスタート。
九九が苦手ではじめたけど、1年半であっという間に6年生まで勉強を終えてしまったお子さんもいるほどです。
なぜこんなことができるか?というと、
●苦手・つまずきを見つけてしっかりフォロー
●間違えやすい問題を重点的に復習
●忘れたころを狙って復習
●退屈させないように、いきなり「難問」を出題
などなど、苦手を残さない・飽きさせない内容になっているのです。
この点は公文と大きく違うところですよね。
AIがつまずきをキャッチして、問題を出してくれるので、
✅わかったつもり・できたつもりを見逃さない
✅難問をクリアする達成感がある
こんな強みがあります。
算数はそれぞれの単元が他とつながっているため、わかったつもりで前へ進むのはつまずきの原因になります。
そのあたりの話は、RISU算数開発者の本にわかりやすく書かれています▼
(よくありがちな教材宣伝本ではなく、おすすめです)
問題も公文と違って、考えさせる難問・良問が多いです。
式を立てる練習もするので、文章題に強くなります。
しっかり考えさせる問題も▼
Risuには語られない重要なデメリットもある
各所で絶賛されているRisu算数ですが、息子が実際に体験してうちは選びませんでした。
タブレットの使い勝手に関する小さなデメリットではなく、「先に解法を教えてしまう」というデメリットです。
「先に解法を教えない」は、私が算数教育で特に重要だと思うことですので、本契約はしませんでした。
詳しい内容はこちらの記事に書いています。難関校までを考えている方にはぜひ知っておいてほしいことです。
RISU算数は本当に高いの?
内容以外でもう1つネックになるのが、料金体系がわかりにくいことです。
RISU算数に関しては、「料金が高い」という口コミをよく耳にします。
以下、RISU算数は本当に高いのか?について検証してみます。
こちらはRISU算数(小学生コース)の料金体系。
月の基本料(年払いのみ) | 2728円 |
月の利用料(学習速度によって異なる) | ゆっくり:0円 少し速め:1078円 平均速度:2,980円 学校の1.9倍速:6028円 学校の2.3倍速:9878円(上限) |
タブレット代 | 無料 |
クリアしたステージの復習 | 0円 |
ゲーム | なし |
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]基本料金と利用料金て何?と思われますよね。[/word_balloon]
RISU算数は高い・わかりづらいといわれがちなのは、この料金体系が原因なのですが、
わたしの結論は決して高くないです。
学習の進み具合によって月の利用料が変わります(基本料は一定)。
勉強をがんばって速く進むほど利用料が高くなるシステム。
月額は最大12,606円になります。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]えっ!それじゃあ高いじゃない![/word_balloon]
と高いと思われがちですが、1日あたりに換算すると高くありません。
理由は、解約後もクリアした問題はずっと利用できるから。
●シミュレーションしてみました●
▶もし2年間で全カリキュラムを終えたら…最大約30万円。
2年間で6年分の算数を学べたわけですから、本来の6年間に換算すると、1日あたりたったの138円。
▶もし3年間で全カリキュラムを終えたら…最大約45万円。
3年間で6年分の算数を学べたわけですから、本来の6年間に換算すると、1日あたりたったの207円。
▼表にしました▼
シミュレーション | 1日あたり |
2年間で全カリキュラムを終了 | 138円 |
3年間で全カリキュラムを終了 | 207円 |
小学算数を1日207円で得意にできるなら、決して高くはないと思います。
しかも、中学受験する場合、3年間で算数をすべて終えていたら、塾に通いはじめる4年時には6年生まで終わっていて、それで1日207円。
ちなみに、計算力に特化した公文は1日160円。
(↑年長~小3で算数をすべて終えるのがスタンダードなので、4年間で計算しています)。
公文で学べるのは計算力だけで、1日160円。
RISU算数なら算数のすべてをカバーして1日約200円です。
2年で終えたら、文章題・単位・図形・計算など算数のすべてを学んで、1日たったの138円です。
高いでしょうか?
わたしは逆に安いと思いました。
「じゃあ、入会を考えようかな…」というのはちょっと待ってください!
入会にあたってくれぐれも注意していただきたいのが、
●はじめに年額一括払いであること
●退会しても残りの期間の料金は返金されないこと
周りもやっているからと焦って入会して続かなかった場合、1年間の料金が発生してしまいます。
つまり、入会してすぐに辞めてしまうと、約3万円損することになるのです。
通常、RISU算数は無料体験を行っていませんが、
今だけ限定で1週間おためし体験できるキャンペーン実施中です(50名限定)。
1週間、RISUを無料でお試しできますので、気になる方は試してみてください。
これなら失敗して3万円損する心配はないので安心ですよね。
50名限定ですので、無料で体験する機会を逃さないためにも、気になる方はまず試してみてください。
無料体験中に途中で利用停止する場合はもちろん無料です。
RISU算数の教材は良い評判が多く、噂の評判が本当かどうかぜひ体験してみましょう。
1週間以内に返品の場合、タブレット送料1980円が請求されますが、入会すればこの料金は発生しません。
[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”tail” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]公文でたし算だけで20000問もやらせるより、意欲的にどんどん進ませてあげたい![/word_balloon]
と思った方は、体験は無料ですので、早めにRISU算数をお試しするのがおすすめです。
年中・年長さんにはお得なRISUきっず
ちなみに、年中・年長さん向けにはRISUきっずがあります。
小学生向けのRISU算数より料金ははるかに安く、毎月2,728円のみです。
基本料金 | 2,728円 |
入会金・タイブレット代 | 無料 |
※年間一括払い。
年間カリキュラムがこちら▼
公文と比べると、進み方はかなり早く、難易度も高いことがよくわかります。
RISUきっずのおすすめポイントは嬉しい読み上げ機能がついていること。
ひらがなをまだ読めないお子さんでも取り組めて、
算数だけでなく国語の勉強にもなってしまうのです。
RISUきっずが終わると、自動的に小学生向けのRISU算数に移行します。
就学前にやっておきたい時計の見方もばっちりになるので、入学準備としても活用できます。
上記のカリキュラムを入学までに終えていたら、大きなアドバンテージになることは間違いありません。
幼児でも飽きさせない工夫は同じ。難易度の高いスペシャル問題が出題されます。
なかには中学受験問題も含まれています。
上記ぺージから「サービスお申込み」をクリックのうえ、特別クーポンコード「rss07a」を入力すると、1週間無料体験できます。
【RISU算数と公文の比較】メリット・デメリット
RISUと公文のメリット・デメリットを比較しました。
公文のデメリット
●計算問題がほとんど(文章題も少しある)
●親のサポートが不可欠
●カリキュラムが画一的
●反復練習が多い
●融通がきかない
●単調
●進度はゆっくり
●基本、通学(通信もある)
公文のメリット
●計算力が確実につく
●暗算力・ワーキングメモリーを鍛えられる
●運筆力がつく
●確かな実績がある
●世界で認められた歴史ある教材
●やりぬく力がつく
●学習習慣が身につく
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]批判は多いですが、世界でも認知されている教材であるのは間違いありません。[/word_balloon]
RISU算数のメリット・デメリット
Risu算数のデメリット
●運筆力はつかない
●問題数は公文より少ない
●先に解法を教えてしまう
●歴史が浅いため実績がまだ少ない
●料金体系がわかりにくい
Risu算数のメリット
●算数をすべてカバーできる
●親の負担が小さい
●苦手をとりこぼさない
●考える力がつく
●退屈させない
●ゲームがなく、算数の面白さで魅了させる
●東大生による個別フォローあり
●RISUきっずは読み上げ機能つき
●通学が不要
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”bump” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]
歴史が浅いのがネックですが、教材内容については悪い評判をあまり耳にしません。公文よりも途中でやめる子が少ないのもポイントです。
[/word_balloon]
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【公文とRISUの比較】まだ迷う方はこの本を読もう!
公文とRISUの比較をあらためてまとめました。
公文算数 | RISU算数 | |
通学か通信か | 通学(週2日) 家庭学習(週5日) |
タブレット通信 |
媒体 | 紙 | 専用タブレット |
内容 | 計算問題のみ(文章題も少し) | 計算・図形・単位など算数全てをカバー |
ボリューム | 間違いなく教材では最多ボリューム | ほどほど |
料金 | 7,150円(地域による) | 約5000円 ※タブレット代は無料 幼児向けは月額2,728円のみ |
特徴 | 進度はスモールステップ
単調 やれば確実に計算力がつく 進度は先生が決定 「教えない」が基本 |
反復練習をベースに難問もまぜて退屈させない
進度はAIが決定 東大生の解説動画つき 考える力がつく |
難易度 |
普通 |
高め |
継続のしやすさ |
△ 親のサポートが不可欠・負担大 |
◎ 親が忙しくても継続可能 |
2つの違いがよくわかったけど、まだ迷うなあという方には、次の3冊(+1冊)がおすすめです。
わたしが公文算数を始めようと思ったきっかけは、下記2冊がきっかけです。
算数を得意になってほしいなら、下記2冊は低学年のうちに読んでおきたい必読書です
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]私は入学前に読みましたが、この2冊を読まなかったらと思うと、ぞっとします[/word_balloon]
感想はこちら▼
上記2冊は、数学の面白さに目覚めるためのヒント・数学を得意にさせるヒント
が書かれていますので、
公文・RISU算数どちらを選ばれる方にも自信をもっておすすめします。
(私を含め)ほかの人の口コミを参考にするよりも、
上記お二方の先生の考えを知る方が、きっと参考になると思いますし、
お子さんの算数教育で失敗しないために大切です。
今なら『数学に感動する頭をつくる』をKindle unlimitedで無料で読めます(2021年6月時点)。
Kindle unlimitedなら初月無料でほかの本も30日間読み放題です。
公文式は大変そうだけど気になる!という方には、『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』がおすすめ。
公文の良いも悪いもすべてわかります。
感想はこちら▼
RISUが気になる方には、RISU開発者の書いたこちらの本がおすすめ。
よくある開発者の宣伝本と違って、
算数でつまずくポイントがとても丁寧に書かれていて、RISUの宣伝がほぼないのも好感をもてました。
感想はこちら▼
上記4冊を読むと、算数を得意にするために知っておいた方がいいこと・注意したいことなどがよくわかります。
公文かRISUか?決められない方向けの選択ガイド
最後にニーズ別に早わかりガイドをまとめました。
共働きで忙しい方 | ⇒⇒ RISU算数 |
子供をサポートする余裕がある | ⇒⇒ 公文・RISU算数どちらでも◎ |
算数をすべてカバーしたい | ⇒⇒ RISU算数 |
通学タイプがいい | ⇒⇒ 公文 |
運筆力をまずつけたい | ⇒⇒ 公文 |
計算・暗算をカンペキにしたい |
⇒⇒ 公文 |
子供に算数を楽しんでほしい | ⇒⇒ RISU算数 |
算数の苦手を解決したい | ⇒⇒ RISU算数 |
タブレットがいい |
⇒⇒ RISU算数 |
どちらも無料体験できますので、まずは無料体験から始めてみましょう。
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ただし、公文の無料体験は2月・5月・11月のみですので、待てない方は直接先生に説明を聞きにいくか、RISUをまずお試ししてみるといいです。
説明会はいつでも受け付けてくれます。私は無料体験まで待たず、説明を聞いて入会しました。
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RISUは失敗すると3万円損してしまいますので、
避けられる失敗を防ぐためにも、いきなり入会はせず、必ず無料体験しましょう。
※1週間以内に返品の場合、タブレット送料1980円が請求されますが、入会すればこの料金は発生しません。
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